麹菌と呼ばれても

色んな変遷を経て向井康二を最後の男に決めたオタの話

滝沢歌舞伎ZERO〜滝沢歌舞伎クオリティーに魅せられて〜

 

お久しぶりです。ここまでで何度も何かある度に書こうとはしてきたんですけど、前回の分を上回る気持ちがどうにもなくて、書いては消して書いては消しての繰り返しだったのですが、滝沢歌舞伎ZEROに入れることになって、その感想や思ったことは書くべきだと思ったので、つらつらさせていただきます。

 

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まず、滝沢歌舞伎自体見るのが初めてでしたので、今回の演目があくまで私の基準ですし、配役諸々にどんな立ち位置や地位関係があるかは分からない。ってことだけ。頭に入れていただけると嬉しいです。

 

 

ここからは少し、メモ書きから話します。

 

 

に関しては、絶対こんなん見失うじゃーんって思ってたけど、案外見失わなかった!自担がちゃんとどこにいるか分かったので良かったです!笑

あんなに束で降ってきて痛くないのかな?って変な心配したけど、その後もなんか自担の頭にドサッと落ちてきた時あって、びっくりするやろ!と思ったらまた双眼鏡越しにクスッと笑ってしまいました……。

 

バトンやってるおねぇ様方本当にお美しくて、滝沢歌舞伎やってる男性演者は基本的には肉体カッチリ系なので、女の人がいるとしなやかで本当にいい対比で、これはのちのちにも残しておいてほしい。

私は過激派じゃないので、自担が女の人と絡めば絡むほど、へぇ〜女の子の前ではこんな顔するんや〜とか、男の顔できるんや〜とか思っちゃうタイプなので、今後も推奨です。

 

劇団四季要素が入るんだな。もう本当に、芸術を意識したような感じ。余白を作らないというか、揃いに揃って美しく見えることが大前提。いや〜経験者さん、教えといてもらわないと……ビックリしますやん笑

結局突き詰めたら急にミュージカル調になったりでジャニーズらしいなぁって思うんだけど、ジャニーズらしくない演目。(どないやねん笑)

 

渡辺くんの歌声も生で初めて聞きました。歌い出しは、声掠れてる?大丈夫かな?って思ったけど、サビに向かうにつれすごく良くなってくし、私は声がどんどん大きくなっていく段階で伸びやかに歌える人がとんでもなく好きなので、渡辺くんのこと好き笑。これがどんどんまた渡辺くんの技術が上がってって、伸びが長くなればもう、それは最高の武器だ!横アリ楽しみだわ!(あと、My friendと歌いながらのゆり組至高)

 

 

腹筋太鼓は、自担の徐々に赤みを帯びていく姿なんてなかなか見られないから、男の人だったんだぁとどのファンも痛感するでしょうね。

それにしてもSnow Man6人は全然ぶれなかった……。意地だな。経験だな。ストイックに何かを続けられる人間の集まりだったからこそ、今までずっと滝沢歌舞伎に出てこられたんだろうな。

 

関ジュメンバーのことを話すと、朝田くん頑張れ!って康二が出てくるまではずっと見てて、正門くんはやっぱり他の関ジュと比べると堂々としてた……。

1回寝そべってから起き上がってって何度も繰り返す場面があるんだけど、鬼畜か?と、絶対1回全部身体着いたら起こすのしんどいじゃん!吐きそう!こっちが!と思いながら見てました笑

歌舞伎……というか日本らしさ……というか……和の部分とジャニーズを上手く融合してて、これはもう闇を突きぬけて以来のジャニーズの真骨頂みたなって笑(あとは多分帝劇のフライングかな?笑)

 

殺陣はもう入り乱れすぎて訳わかんない笑

白の衣装きてる子が舞台セッティングすることがあるんだけど、それは黒服の子がした方がいいのでは?とは思ってしまった……。いや……人数……せやんな……すみません。

なんだか引き合いに出すのは申し訳ないけど、龍太くんの殺陣は、あぁ!アクロバットできるからこんなに素晴らしい身のこなし!滝沢歌舞伎すげぇ!と思ってたので、スノ兄さんに期待MAXだったんですけど、音数が多かったし、舞台に人も多いし、色んなとこで戦闘起こるからどこに目をやっていいのかわかんなくて、ちゃんと見れなかったの反省……。でも、深澤くんが滝沢くんに見えました。(滝沢くんに会ったことないけど笑)

 

いやもう、深澤くんが滝沢くんに見えるんですよ。見えません?黙ります!笑

 

 

新曲はエッチ!!!!!!!!!

康二が関西にいたら絶対に歌わない感じ!あーいう曲調の歌って関西あんまり歌わないし、康二セレクトの曲はV6さんベースでスタイリッシュな曲が多いから、激しくセクシーにガツガツなんて中々ないね。

でもこれは……遊びを大量に入れてもええんでは?と思いながらも双眼鏡で見てたから周りとの違いちゃんと見てなかった……。でもチラリと視界に入る佐久間くんのダンスがヤバヤバ……えっ……上手い……ってわかる……えっ……何それ……。いつもふざけてるのに……笑

音程の幅があんまりないのかな……?それぞれの声わけもまだ掴みきれなかった。残念。

立ち位置はあぁここにラウールくん?ってところが何ヶ所かあったので、新橋ではそうなるのかな。

 

 

 

お化粧中、上下手に並ぶ8人のSnow Manの上半身をずっと眺めてた。全員綺麗すぎか!主に自担である康二ばっかり見てたんですけど、いや!え!?そんな肩幅あった!?と気づいてからはもうずっと!ずっと!肩から鎖骨、胸のあたりをずっと見てた!めっちゃ白いけど!稽古中だし冬だからね!笑 でもえ?そんな体してたの!?えー!ってずっと見てました笑 ヨダレ出てなかったかな?大丈夫かな?笑

その時は顔よりもそこだった……あっ……思い出しただけで……。

 

松屋に関しては出てくる人達みんな可愛いな……笑 東ジュの子もすんごい可愛いし……。でもそんな中、今江くんはまじ今江くん。笑 アクションがやっぱり今江くんなんだよね。可愛いし演技にも役にも合ってるから素晴らしいけど、今江くんはマジで見失わないです。古謝くんのセリフってすんごい緊張したし、まじ大丈夫かな……って不安だったけど、えっ?いつもの「はい?なんて?」ってなる件は!?どこ!?って思うくらいちゃんと聞こえてたよ!泣くわ!それだけで!

 

 

歌舞伎パートはホンモノに限りなく近づけようって話なんだろうな。屋号を呼ぶんじゃないけど名前を呼ぶ掛け声の音声が入ったり、それが聞こえるとみんな拍手みたいな。

友人ちゃんは難しかったみたいで、これでも最高!推しはどこ!?どこ!?って探せる元気なオタクならいいけど、新規獲得……には……むか……ないか?

 

 

女形の2人は阿部ちゃんの方が背があるから大変って言ってたけど、やっぱり高さがあった方が情緒が出るね。佐久間くんはね、女の子なんだけど、やっぱり凄く可愛い。オレンジのお着物なんだけどそれがまぁ〜似合う!

金さんの時もオレンジ着物だけどぜ〜んぜん違う!あの女形佐久間くんはクラスで1軍の顔してるわ笑

ちょっと、どうしてもダンスのかましが聞いてるからか、演舞がダンスに見えちゃうお目目になってたの反省だわ……。

 

今年は阿部ちゃんが正妻」って言ってる人がいて、それには全面的に同意です笑

 

総踊りに関しては推しが結構後列目だったんで笑 言いたいことはあんまりない……なんですけど笑

ここでやっと一息つけた感じはある。ここまでずっと息継ぎさえ許されない感じがあったのが、流れる曲に歌詞が入って、しかも本人達は歌ってない。って流れがやっと安心して見られるというか。ここまで見ている側も気を緩ませることを許されてない感じが、滝沢歌舞伎なのかもしれない……。

 

ここまでが前半1幕です。笑

続いて2幕。

 

優勝者はお丸さんだって分かった。この話の軸はお丸さんになったんだなって。

江戸にああいう気立てのいい女将さんって実際に存在したんだろうなぁって。そう思わせてくれる。女の人の役してるんですよ?深澤君がですよ?深澤くんて結構男おとこしてるじゃないですか?照くんみたいに肉体が〜とかじゃなくて、振る舞いが?でも劇中は本当にお丸さん。いやぁー凄い。今回の滝沢歌舞伎でまじで尊敬したのは深澤くんです。

 

今回のユーモア担当というかいつもなのかもだけど、深澤くん、佐久間くん、渡辺くん、舘様がユーモア担当なんだろな。

 

それにしては会場の笑い少なくない?私は友達といつもの関ジュの感じで普通に「ハハッ」って笑っちゃったんですけど、みんな「ンフフフ」位の?ちょっと上品で……あっ……す、すみません大きい声出して……ってなっちゃった……。私が気にし過ぎですかね?私が行った回だけなのかな?

 

もうお丸さんの話しかできない……笑「筋肉、プロテイン、筋肉、プロテイン」最高だったわ笑

こんなにもユーモアたっぷりのお丸さんだから、もう登場した瞬間笑うぞ〜!って肩ぶんぶん回してみんなで笑いたいなぁ☺️

 

自担の悪役は少年たちの看守長以来なんで、私が落とされた看守長。再来感が良かったし何よりお衣装すごく好き!もふもふ……その肩に顔を埋めてもよろしいですか……?そんなこと言ったら刀に血を吸わされちゃう……笑(こんな平民切らないか笑)

彼の少し甲高い声が私は大好物だから、悪役=低い声みたいな概念ないので逆に冷たい感じがして最高に好き。でも、やっぱり痩せたなぁってところは心配……。この半年本当に忙しいから、そこだけは気をつけてほしい……。三婆中に関西いるならご実家でゆっくり出来るといいなぁ……。

 

物語が後半になるにつれて加速していく感じ。前半で登り切ったジェットコースターが下ってスピード上がってく感じ。

ストーリーテラー正門くんが入ることによって話にもそうか、そうだねって納得出来る。すんごい大事な役割だった。お衣装最高だったし、完全に黒服だった笑

 

最後は怒涛すぎて「あっ、」と口開けてる間に終わっちゃったけど、これは次に続く第0章ってことなんだろうなと漠然と思った。

 

WITH LOVE歌う康二くんでやっとソロを落ち着いて聴けた時「あぁ!これこれ!」ってなった。

滝沢くんが「おまえは堂々としてればいいんだよ」って声をかけてくれたけど、本当にそう。彼は関西でずっとずっとマイクをもって活動してきた。もちろん自分たちでも背負いすぎる時もあった。と表現するような日々も過ごした。いつも、真ん中で前で堂々としてきた姿をSnow Manでも見ていたい。溢れる自信、俺を見ろよ位の姿が見たい。それは立ち位置がセンターかセンターじゃないかなんて関係ない。いっつも堂々としたアイドルが抑えきれない彼が見たい。

 

だからやっぱりEDと新曲部分が1番心にグッときたし、2幕の方が歌舞伎パートよりグッときた。やっぱりジャニーズ色がすればするほど、向井康二が引き立つな……。

 

フライングして回ってるところとかもそう。うわぁ!アイドル!やばい!高貴!夢がかなって良かったね……今度はもっと飛んでこうね……。

 

皆さん総じてタッパがあるのと手足の長さが美しいから、本当に回ってる姿が美しかった……なんで幕降りてくの……行かないで……Snow Man……って笑

 

 

 

 

今回滝沢歌舞伎を見て、今の私は、向井康二Snow Manに入ることを飲み込めたように装ってた人間に過ぎなかったってことと、そんな人間が軽率に滝沢歌舞伎ZEROを見たらダメだったんだなぁと思ってるし、申し訳なさと後悔もあります。

 

 

滝沢歌舞伎に入れたのは友人がチケットをやりくりして取ってくれたんです。私がどうしても行きたいってうるさいので……笑

始まる30分前からずっと吐きそうで、何故か私が無駄に緊張してました。友達に照くんが如く手を握ってもらってました笑

何をそんなに緊張してたのかなぁって思うけれど、たぶん出演者の誰よりも緊張してましたよ。

 

 

滝沢歌舞伎は、うん。いかにストイックかを見せつけられてる。

今まで本当に色んな現場を見てきたし、デビュー組のキラキラ満載のライブ構成から、泥臭いもの、面白さを優先したもの、舞台構成のもの箱の大きさもそれぞれに見てきたけれど、どれとも違う、唯一無二ということは確かです。

 

歌舞伎って言ってる時点で周りとは違うのは当たり前なのだけど、それでも本当に、全くと言っていいほど違う。

 

 

私にとっては

 

 

自担がいかに頑張ってるかを見る。

地道にひとつひとつ、丁寧に積み重ね、継承していくことこそ美学。

多くを語らず、余白を作らず、緻密なそれが完成されてこそ成功。

 

 

これが滝沢歌舞伎クオリティーか!という感じです。

私はここを理解していなかったために、滝沢歌舞伎ZEROの楽しみ方を間違ったのか……と今後悔してます。

 

そして、そんなストイックな舞台そのものの具現化がSnow Manなんだなと感じました。滲み出るストイックさ、堂々たる振る舞い、迷いのない目がなければ、あの舞台は成立しない。真っ直ぐな目がなければ、成立しない。

 

今回自担を余すことなく見ていたけれど、ゆらぎがあるのは確か。もちろんそれでいっぱいいっぱいになる部分は、関西ジャニーズJr時代の彼の特徴でもあった遊びが少ないのは明らかで、それを寂しいと思う人がいても仕方ないかなと思う。私も実はそう思ってしまった1人。

 

関西にいてほしいって声に、私は「担当じゃない人が、自分の担当のために、向井康二を犠牲にする発言だ!」と猛犬注意発令しまくりだったんですけど「向井康二くんらしさが無くなったら寂しいじゃん?」って意味だったんだとしたら……責められないなと今回で思ってしまったのです。

 

でも彼はSnow Manになって、滝沢歌舞伎を継承していくことを託されたグループに所属しているのに、滝沢歌舞伎の素晴らしさや、大切にしたいものを無視することは、滝沢くんの名前が付いている間は決してないし、今は、彼自身のらしさを出すよりも、Snow Man6人のここまでの揺らぎのなさに着いてきて!と言われてるような気もした。

 

去年、関西ジャニーズJr.が滝沢歌舞伎に、となった時滝沢くんが「何を学ぶの?」と関係者に聞き返した件にも納得が言った。これを見た時は「関西って馬鹿にされてるのかな?」って思ったけど、彼の言葉の続きを額面通りに受け取れば「これ以上なにを学ぶの?」って意味なんだって。

関ジュって個性の塊みたいな人が多くて「ちょ、おま、何色やねん!おまえ!」みたいな誰ともかぶらない色を持ち合わせてる子もいる。もしかしたらアイドルとしてはすんごい邪魔な色なのかもしれないけど、それが楽しさを生んでくれてたり笑いを生んでくれてたりする。

 

そんな関西で完全純粋培養作成の向井康二。彼がSnow Manになることはこういうことなんだって、改めて覚悟させられた気がします。

 

 

こんな私だけど、いっちょまえにスノ担としてムカッとしたことがあったとしたら

 

 

今回、終演後、外歩いてて「やっぱ滝沢くんいないとね〜」って声が1番悔しかった。

 

もちろん、伝統も大事だし受け継ぎたい意識も並大抵じゃないことは、充分伝わった。けど、同じことして超えられる、そんな簡単な先輩だったのか……?滝沢秀明は……?って……。なんか、大きな壁を感じてしまった。

 

 

 

散々話しては来ましたけど、これはZEROなわけで、0章なんですよね。今回の公演で全ての引き継ぎが完了したと私は思ってるし思いたいし、次生み出されるものはSnow Manの色がよりでたものが見られると信じてます。

 

 

もちろん、楽しみ方が違えば見え方も違うし、これは向井担全員の総意ではなくあくまでもの気持ちです。

 

 

横アリに行くので、全く違った景色が見られて、Snow Manの、Snow Manにしか出せない色を見たいって思ってます!

 

 

 

待ってろよ!!!!!!横アリ!!!!!!

 

 

 

 

 

~完~