麹菌と呼ばれても

色んな変遷を経て向井康二を最後の男に決めたオタの話

私が私なりに今回の1件に自分の中で白黒つけてみた。

どうも、何かと整理をつけるブログです。

ここは私の考えをまとめる場であって、それ以上でも以下でもありません。しかしながらこの小さな規模のブログにも目を通す人がいると分かりながら発信する限り、責任は持ってこうとは思ってますので、どうぞよろしくお願いします。

 

さて、今日私が整理をつけたいのは自担の炎上発言についてです。私の自担は数々炎上してまいりましたが、今回はネットニュースにもなってしまったということで、私の中でも流石に大きく整理をつけたいなと思いました。

 

ことの経緯をお話しますと、卑弥呼の特技はなんでしょうかという問いに「美人で男の人に言い寄られると思うので、二重から急に一重になって男の人を寄せ付けない」という発言をしたことです。今この文言を見てあなたはどう思いましたか?傷つきましたか?なんにも思いませんでしたか?私はどちらかと言うと後者の人間でした。しかしながらこの発言は一重は男の人を寄せつけないということが事実として捉えることができます。

 

この発言が女性蔑視、差別発言として波紋を呼んでいます。

 

彼は度々女性を軽視しているような発言で燃えてきましたが、今回は一重で悩む女性も多かったのか該当する人が多くこの発言が注目されることとなりました。ここで私が一重に悩む人が多いと言いましたが、悩む根底には彼のように二重優位の考えが根付いているのだと思います。そうなれば彼の発言はごく自然とも思えると思いますが、悩む人傷つく人が「傷ついた!」「悩んでるのに!」と声をあげられる世の中だということです。

 

アイドルがなんの為に考え方を変えるかというのは、決してただ弱者に寄り添うだけでいいということではなく、危険因子や不安因子は徹底的に取り除いた環境で仕事をするということだと私は思います。初めは打算的でいいと思ってます。あいつらうるさいから、アイツらの言う通りにしようぜで、十分だと思ってます。何事も始めるのは意識的なのですから。それが無意識に昇華されれば問題ないのです。

 

私は頭がいい人とそうでない人の違いは間違えたことを覚えていられるかとそうでないか。また覚えていながら応用できるかどうかだと思ってます。彼は問題が起こる度「これもダメなのか」と傷ついているとは思います。けれどそれが学習に繋がっているかと言うと私は些か疑問に思います。根付くまでには時間がかかることだし、自分では無意識下での価値観のズレがあるのかもしれない。今回の件に関して言えば、誰も訂正を入れなかった「一重の人に失礼だろ」等の発言もなかったし、卑弥呼の特技「裁縫」は卑弥呼が女性であるということから連想したならそれも問題だし。こんなふうに彼らの価値観として存在しているのかもしれない。もちろん冒頭で話した通り私にもあると思います。

 

後、関西にいたら〜という話がありましたが、それは結局ツッコミを入れる人にこれは発言を訂正させてそれを笑いとしてなんとか落ち着かせようという考えがなければ同じだと思っています。それでも今回の発言自体は取り上げられ、訂正させた人の株が上がるだけだと思います。結局は笑ってくれない人が一定数を超えてしまえばどうしようもないのです。

 

私は彼自身の人格全てがこの一言で相殺されるものではないと思っています。だって私にだって彼を好きになったきっかけが存在し、その素敵さは変わらないからです。また全く成長しない人間だとも思いません。彼は変われたからここまで来たわけで。

私が素敵だなと思っている彼の良さが、彼が持つ無意識の価値観で壊されるなら意識下に持ってきて、危険因子を排除することが大切なのかなと思います。

 

その一方で、私は常々SNSが発達してからというもの、皆がみんな自分のことを弱者であり敗者なんじゃないかという不安と戦っているように思います。SNSは簡単に綺麗な部分だけを切り取ることができるし、逆に醜い部分を顔を見せずに露見させることもできます。

自分以外の誰かを見て、私よりこんなに美しいとか決めるのは自分の価値観のはずなのに、その価値観を植え付けたそのものを弱者だという自分に寄り添ってもらうために是正させて、それが平和になるのかしらと疑問には思ってます。だってみんな顔が見えない中でそれをやって、現実世界に戻れば「おいてめぇ!何言ってくれてんだよ!」って言い返すことも無く、自分は弱者だという価値観を植え付けられるほどにだんまりを決め込んできたわけで。

この世の中のスタンダートがどちらに傾くかはまだ分かりません。結局彼が仕事をしている間にはどちらにも傾かないのかもしれない。しかしながら今まで弱者でただ黙っているだけだった人達が例えSNSという世界だけでも声を上げるようになったのは紛れもない事実です。そこからはもう目をそらすことはできないということだけは分かっていなければいけません。

 

 

 

 

 

 

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