麹菌と呼ばれても

色んな変遷を経て向井康二を最後の男に決めたオタの話

天下一の軽口男〜武左衛門に恋して〜

 

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改めまして天下一の軽口男千穐楽お疲れ様でした!!!!

 

 

いや〜これは1度見に行けば何度も見に行きたくなる中毒性の高いものでした……。

 

見た時の感動あふれるメモから自分の感情も織り交ぜながら感想書かせていただきますね!

 

 

 

初めに行った時、実は私の隣には誰も座らなかったんです。いつも満員御礼の松竹座にしか入ったことがなかったから正直「マジかよ……」と思ってました。

初めは、誰かしら来るだろうな〜と本気で思ってたし、舞台だからいつもとは違うし、無駄に時間前から入ってソワソワしてるのなんてジャニオタ特有なんだと思ってました。

後ろに座られた方は多分だけど松竹座や他の演者さんの関係者の方みたいで「土曜日やのになぁ……まだ空いてるなぁ……来やすいはずやのになぁ」と声が聞こえてて。

 

 

でもこれ、3公演目だったんです。

 

 

ここがポイントだった〜!ジャニオタってアホみたいに先に先に見たい!ってなるんですけど、舞台って醍醐味は後に見れば見るほどなんですよね!実感しました!

2回目に入った時は、初めよりも場数増えた後だったんですけど……

 

 

え?増えてない?人?

 

 

この前は土曜日で、今回は平日開始すぐの落語家さんの枕で「普通は皆さん働いてはるんですよ〜」ってあって「そうだわ!」と思ったのに、1階はほぼほぼ埋まってた……。それに何より、会場全体が温かくて笑いに包まれてて「あれ……?もしやみんな……2度目か……?」って。

そう……今回の天下一の軽口男は

何度も何度も見たくなる

見れば見るほど心が温かくなって

またこれを味わいたい!!

と思う舞台でした!

 

 

さて、そんな舞台での天下一の軽口男で絶世の美男子武左衛門を演じた室龍太への感想とトキメキについて書いていきまーす!

 

 

まずは登場シーン!

幼なじみである彦八(駿河さん)の肩をポンと両手で叩くのですが……

 

えっ?……めっかわ……

 

絶対普段からそんなことするタイプじゃないし、どちらかと言えば「龍太くーん!」ってされる側の人だと思うので、幼なじみを見つけて「お〜!」って自分から抱き合ったりないと思うんですよね。そのたどたどしさというか……笑

慣れてないんだな〜っていう感じがもう可愛かったしいじらしかった……。

 

 

「天下一の役者になる!」

 

 

よっ!なってこう!でもその理由がモテたいからという武左衛門さんかわいい……。顔がいいという設定だし、もちろん顔がいい人だから、私はよっ!よくいった!と心で声かけしながら見てました。

隣のおば様はこの言葉に「ふふっ」ってなってたけど(多分オタさん)あれかな?親心なのかな?って思ってみてました。

 

 

龍太くんは年齢の割に若く見えるし、それがアイドルとしては凄いよかったけど、これからアイドルとしてのお仕事よりも違う畑でのお仕事をやって生きたいとしたならば、もっと大人っぽい面も見たいなぁと。

笑うと可愛くなっちゃうからな〜……あれ?これはフィルターかかってるから?笑

 

 

 

さて……花道話しましょか。

 

 

 

武左衛門が花道を走り抜ける時の舞台を踏みしめるドンという足音……これと自分のトキメキとが見事にリンクして……夢へ向かう希望へと満ち溢れた顔それを表す笑顔がもうキッラキラで!!!走りやすいようにたくしあげる脚元ももうこれは!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

………………熱くなりすぎた…………

 

 

 

 

 

 

舞台でなければこれ程までの極上のファンサを味わった私……。見てる私の顔は緩みまくりだったんだろうけど、まーったく、まーったく考えてなくて……。

幕間、気がついたら「あれ……私……すんごい顔晒してたんじゃ……」って……。もう遅い……あの顔面見られてたかと思うともうダメ……。……まっ、元々誇れる顔でもないしいっか!笑

 

 

1回目見た時、千佳役の美月ちゃんがセリフをとちるんだけど「笑い」をテーマにした舞台だし「……おまえ何言いたいねん?」ぐらいの「何緊張してんねん?」ぐらいのツッコミあってもいいのに〜とは思ったけど……。それは最後までない感じだったな〜。とちることに対してのツッコミ少なめだったな。

同じような場面でも芸人さんはそういうのに強くてスベったまんまには絶対させへん!という感じ。「え?」と笑いながら聞き返すだけでもクスッとなるのが関西なんですけどねぇ……🤔

 

 

宣伝でなんども異種格闘技戦って言ってたけど、本当にそうで芸人さんは間が上手い!台詞回しとかそういう所はもしかしたら俳優さんというか本業さんの方が上手なのかもだけど(例えば会場全体に声を届けるなど)間合いがさすが!

 

私は関西で育って生粋の関西人なんで、ネイティブな関西人には刺さるキャスティングだし、新喜劇の定番を垣間見得るのなんて「うわぁ〜!」って目をキラキラさせて見ました。

やっぱり同じことは2回もしないので、2回目見に行った時は違う方法で笑いとってはったのもプロ!高まる!って感じでした。

くにおとおる師匠最高!!!!!!笑

 

 

 

 

そんな中で!

やっぱりお芝居なんで、笑う時じゃないと演者さん笑わないんですけど、座敷比べ前のシーンでは武左衛門じゃない室龍太が見れました!笑

ここが俳優チームで1番笑いとってたなぁ……。

1回目は笑ったらあかんって感じで控えめな笑顔だったけど、2回目に見に行った時はもう諦めてた。笑わせようとしてる方も長めにボケをとってたこともあってさすがに笑ってて

 

 

くっ……可愛い……

 

 

と私だけ目頭押さえてました。笑

 

 

 

あと言っときたいのは……

 

 

 

御用になる武左衛門様エロいわ。

 

 


縄に繋がれてるってなんなん最高やん。(当時メモ原文ママ)

 

 

 

 


御用になってから2幕はあんまり出ないんだけど、戻ってきたら妻がいる武左衛門ヤバい。サバサバした女の子が好きな室龍太にとって、彼女が千佳なのはちょっとアレやけど笑

 

千佳の性格がな〜わからんわ〜「された女」ですな(みなさんはじ恋見てるでしょ?文一くん出てるし)

私はそうだ!あの人が悪いんだ!とはならないし、自分が悪いんじゃぁ……😭となるタイプなので……。

 


まっ!なんにせよ女の人に肩回す室龍太なんかなかなか見れないよ!私が回されてるわけじゃないのに肩熱〜くなったよね!笑肩だけをじっと凝視してた……。なんか……リンクするかな……って?(ホラー)

 

ジャニーズは女の人と関わり本当に極限に減らしてると思うんすよねぇ……。滝沢歌舞伎とかで、女性出てくるのやっぱめっちゃ対比としていいじゃん!って思うんだよ……。Jrのライブとかに出てきたらおかしいから……それはいらないけど……。デビュー組はもっと絡み……いや……みんなやっぱ嫌か……?

 

 

こんな感じで、存分に室龍太を楽しめたし!何より和装って着込まないし着込めないもんだから、体のラインというか、骨格がバッチリ見えるのよ……。私は男の人の背中が好きな人だから、もう後ろ姿はずーっと見ていられる!

 

龍太くんは気を抜くと痩せちゃうんだろうなぁって見てて思うし、そんなにバカ食いもしないし……歳だし(大きなお世話)。だからうっすいうっすい腰周りは心配しか生まないけどね笑

 

 

 

 

さっ……見た目の感想トキメキはここまでにして……。天下一の軽口男は本当に単純に素晴らしい舞台だった。

人生初の舞台だったし、楽しみ方とか諸々すごく不安だったのだけれど、それを全てかき消してくれるほど笑いをくれたし、温かさもくれた作品だった。

 

出ている方の殆どが「舞台」を自分の活躍の場にしてる人たち、芸人さん達はそれが凄く伝わった。

 

舞台の中で

 

身分の違いは関係なく、笑っている時はみんな平等。

 

 

これが大きなテーマになってる。まさにそれを体感出来る空間だった。誰のファンかとか、もしかすると誰かが出ているから見に来た。なんて、私たちみたいな考えでない人達がいて、舞台上だけじゃなく、観客側も異種格闘技状態の中、それぞれこの舞台を見に来た理由は違えど、笑っていた時確かにあの松竹座はひとつだった。

 

 

この幸せな空間を味わえて、確かに感じられたら、この舞台の内容を天下一の軽口男を理解出来たのかなと思う。

 

 

 

こんな素晴らしい舞台で室龍太、何を感じたのかなぁ……。

 

 

 

 

私が感じたことは、ひとつ。

室龍太の声を、舞台という空間で活かしてほしい。

私はあなたにこれが残りさえすれば、何も言わない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

P.S 私は武左衛門様の子どもが産みたかったです。

 

 

~完~