麹菌と呼ばれても

色んな変遷を経て向井康二を最後の男に決めたオタの話

向井康二10000字インタビューを受けて

 

私が向井康二の好きなところは?と聞かれたら迷わず「人を愛し、人に愛されるところ」と答える。今回の10000字インタビューはまさに、私が好きな彼が詰まった内容になっていたような気がする。

 

彼は、しばしば「初めはジャニーズに興味がなかった」「この仕事でとは思ってなかった」と口にする。本当にそうなんだろうなぁというのは、彼の入所当時の映像を見ればひしひしと伝わる。

お兄ちゃんに隠れて顔だけひょっこり出して、ごにょごにょと話す姿は、今では想像がつかない位で。そのお兄ちゃん達に隠れて、という姿は結構長い間見られると思う。それこそ、まいどジャーニーが始まる辺りまで。

 

まいどジャーニーの過去映像を見てると、MC台に立ちながらも、不安そうにする姿や、お兄ちゃんグループからのビデオメッセージで「康二も、もうお兄ちゃんなんやから、しっかりせな!」と言われて「はーい」と分かってるんだか、分かってないんだかの返事をする康二くんが見られる。それが多分高校生辺り。

 

そんなまいどジャーニーでも一気に雰囲気が変わるのは高校卒業した辺りから。周りのメンバーはまだ子供っぽさが残る中、ひと足早く大人びていく康二くんが凸凹な感じに見えるのもこの頃かなぁと、ここ数年で履修した私でも思うところ。

 

ここから、ジャニーズWESTがデビューして、次の代へと用意していたものも崩れて、お兄ちゃん達の後ろでごにょごにょしていた小さい頃の彼はいなくなった。

 

ここからは、私の推測だけれど、彼がデビューの夢を掴み取って思うことがある。関西で前に立ち続けることが以下に不安だっただろうかと。

前には途方もない、どうして超えればいいのかわからず、はたまた実際存在するのかどうかも分からないデビューという壁があって、その壁に共に挑む仲間も明確じゃない。後ろからはどんどん後輩たちが迫ってきて、それでも彼らの光であり続けなければならなくて、そのプレッシャーはいかなるものかと。

 

だからこそ、今回、関西ジャニーズJrへ向けての言葉として、その肩書きが外れた時、きっと寂しいと思うはず。と、言葉にした、それが胸に刺さった。重圧のようにのしかかる関西ジャニーズJrという言葉が、彼にとっては大切で、温かいものだと思えた未来が嬉しかった。

 

デビューするまでにたくさんの仲間と関わってきて、少し、ほんの少し時代や流れが違えばデビューしてたかもしれない、なんて思われる彼だけども。その中で出会ってきた人達を大切にする所が、私はやはり大好きだ。

 

10000字インタビューでは龍太くんについて明言していたけど、龍太くんに対しての彼の表現は本当に彼にしか出来ないなと思えるものだった。

デビューできなかったら、デビューできた人間より劣っていたのか、何か足りなかったのか、そう思えるような人じゃないことを、近くにいたからこそ、分かっているんだと思うし、それをしっかりと伝わる言葉で表現できる彼を尊敬する。

 

Snow Manに出会った時、このブログでも書いてるかもしれないけど、私はSnow Man加入が光だと思った。辞めてしまうのかもしれない、このままもう二度と会えなくなるのかもしれない。そう思うまでに儚かった彼の存在が、今後も明確なる。

絶対デビューまでたどり着いてやる!って気持ちも大声で言える!と。

 

横アリで8人と円になって楽しそうに横揺れする康二くんを見た時に、あぁこの人は仲間に出逢えたんだと思った。共に同じ夢を目指して、同じ目線で、同じように戦える仲間を手に入れられたんだって。

 

Snow Manの中で過ごす時間も、簡単なものではなかったけれど、康二担として変な自信めいたものがあった。この人は愛される天才だから、大丈夫。きっと上手くやれるって。

 

今、Snow Manとして、堂々たる姿を見せる康二くん。

器用そうに見えて、不器用で、不器用そうに見えて、器用なあなたが、多くの人に見つかる時がやっと来ました。

最高の仲間と、最高のファンとともに、もっともっと高みを目指しましょう。

 

 

何よりも、君が進んできた道のりの全てが、回り道したって、いいものになったね、と言ってあげられるような、そんな未来にしたのは紛れもなくあなたの努力です。

これからも人に愛されて、そして誰よりも人を愛する康二くんでいて欲しいなと思います。

 

素敵なJr人生のほんの一部だけど、見せてくれてありがとう。これから続く長いアイドル人生もできる限り一緒に歩んでいきたいなと思います。

 

 

君のアイドル人生のサポーターより。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~完~

Snow Manデビューコンを終えて伝えたいこと。

 

Snow Man

 

とても素晴らしいライブでした。直接デビューおめでとうという気持ちを歓声で伝えられなかったことは、本当に悔しいですが、皆が素直な気持ちで真っ直ぐ伝えてくれた「ありがとう」の言葉が、今までしてきた数々の悔しい思いを浄化してくれたような気がしました。

 

初めてSnow Manを生で見たのは滝沢歌舞伎ZEROでした。まだラウールくんのいない、南座公演。緊張で吐きそうになりながらも、受け止めきれない感情が幾つもありました。

 

横浜アリーナでのライブで、この9人が仲間になってひとつになって進んでいくんだと感じられ、デビューライブでやっとその「答え」が見えたような気がしました。

 

Snow ManがまだジャニーズJrとして活動していた頃、私はずっとデビューとJrの違いって何なんだろうって思ってました。当時、仕事内容はどんどんデビュー組に寄っていって、バラエティーに先輩抜きで出演したり、ドラマもやって、音楽番組でオリジナル曲を歌って。そんな中で出していないのはCDだけだと思っていました。

 

でも、今回のデビューライブを経て、デビューすることがいかに素晴らしく、尊いものであるか、そして何よりも私達ファンが望む以上に、それぞれが、その夢を叶えたくて、叶えたくて仕方なかったんだということを知ることができた。このきっかけはデビューなくしては知ることができないんだなと。

 

私は、最後の挨拶で涙したり、ドキュメントを重く創り上げるのはあんまり好きじゃない。けれど、唯一、彼らが弱みを見せて「実はね、あの時こう思ってたんだ」「あの時、諦めずにいてよかったな」「皆がいてくれたから、頑張れたよ」と言葉にする機会が、今だったんだなと。

 

それが「ありがとう」という言葉に全員が集約されていたように見えました。

 

目黒くんがオーラスの挨拶で言ってたけど長い間応援してくれていた人からは支えを、最近応援してくれた人からは力を貰った。その言葉はどんな立場のファンにも響いたんじゃないかなと思う。

 

それに、今回のライブはどこから応援していたか、なんて関係ないと思える曲の構成だったなと。全てオリジナル曲で構成されている上で、みんなどこかのタイミングで、またYouTubeで曲を知ることができる状況だからこそ、誰も置いていかないライブだったかなと。

 

今、Snow Manはファンの力と、彼ら自身の力で、急激に広まっていってると思う。ラウールが言った「みんなが大多数になるから」って言葉は、未だにファンを悩ませる「所詮ファンの頑張りでしょ」をいつか打ち消してみせるって意味だと思ってる。

 

自分が悔しいと思ってるということは、ファンも同じ気持ちだと、分かっている彼らだからこそ、彼らなら十分にやってくれると信じているからこそ、これからも着いていこうと思えるライブだった。

 

康二くんが見つけてくれてありがとうって言ったけれど、私たちが見つけられるように輝いてくれてありがとう。あの時、あの瞬間諦めないでいてくれてありがとう。たとえ遠回りしたって、どういう選択をしたって、みんなが選んだ一つ一つの選択が全部正しかったんだって、デビューでやっと証明できたね。それが何より嬉しいよ。

 

これから、同じ時代を少しでも長く生きて、味わいましょう。もっともっと誇れる人達になってほしい。ファンが持てる力は全て注ぎましょう。その力がSnow Manから来るものだってことは忘れないでいてほしい。

 

 

 

また、生きて会おう。そう思う、ライブでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

〜完〜

2020/10/23 夜公演のラウールくん、他Snow Manメンバーへ

 

夜公演の最後の演出が少し変わって挨拶が長くなり、朝焼けの花を歌わないままライブが終わった本公演。

この公演でのラウールくん最後の挨拶が波紋を呼んでいるとの事で私、ちゃんと書き残しておいた方がいいなと思ったので、はてなブログへとやって来ました。

 

 

彼の発言自体全てメモをとっていた訳ではないので、上手くまとめて、ニュアンスだと思ってください。

 

Snow Man、正直、歌やダンス、素人みたいなもんです。そんな僕達は皆さんの応援があるからこそ全力で頑張っている姿を届けられるんだと思います。

 

多くの人が「ん?」と感じたのは自分たちを「素人」だと表現したことにあるからだと思います。

 

私もその部分には納得いかないです。それは「自分のこと素人だと思ってるんだったらプロ意識が足りないんじゃないか」という意味で納得いかないのではなく「彼自身が自分たちのことを正当に評価できていないんじゃないか」ということに納得がいかないんです。

 

彼らのパフォーマンスがいかに優秀であったとしても「所詮アイドル」「所詮ジャニーズ」の目は消えません。デビューから1年も満たず、世間の人達からすれば急に出てきた9人組のジャニーズアイドルは正当に評価されるべき対象じゃなく、斜めに見る対象なのかもしれない。その好奇ともとれるような目に常に晒されているのかもしれない。

 

それでも、応援しているファンは、彼らが正当に評価されるべきことを願うし、何よりも自分が最も輝いていると思っている人に、自分たちはまだまだだと言う表現のひとつとして「素人」という言葉が使われるのはものすごく傷ついてしまう。

 

もちろん、アイドルとしてSnow Manがする仕事一つ一つに、それだけを極めてきたプロの人たちがいて、その人たちのクオリティーを見て、落胆することもあるだろうと思うし、自分たちはまだまだだ、劣っているな。と感じることもあると思う。

 

しかし、ラウールくん含め、メンバー全員に誇れる部分があって、だからこそ応援しているし、その自分がファンとして誇っている部分が世間の人達に認められればいいなと思いながら、応援している。

 

 

だからこそ、私はラウールくんがした発言に対して、全てを投げやりに考えたいと思わない。例えば「こんな発言するならこのグループから辞めるべき」とか「先輩を侮辱している」とか、なんの解決にもならない提案をするような、そんな発言はしたくないなと。

 

彼がこの表現はこんな風にファン心を傷つけたのかもしれないって思ってくれればいい。それを修正して、成長して、その過程を見れるのはファンだけだと思っているし、成長した彼を世間に対して如何に変わったのか、どのようなことに気をつけてるなと感じたか、一挙手一投足を細やかに見られるのも、説明できるのもファンだけだと。

 

それにもし、ラウールくんの言葉から私が感じ取ったプロはたくさんいてその中から見れば自分たちはまだまだだ。という意味ではなかったとするならば、伝え方を変えなきゃいけないとは思う。

 

今の時代は簡単に切り貼りして、自分の発言が文字だけになって世の中に出回る。そこには表情もついてなければ抑揚もない。そんな中でもしっかりと物事が伝えられる人じゃないと、これからはやっていけない……ってこんなしっちゃかめっちゃかなブログ書く人には言われたくないと思うけれど……。

 

とにかく、私が伝えたかったのは、今回の言葉に私は少なくともラウールくんが自分自身にもっと自信を持てるようになることを望む程傷つけられたような気がしたし、それに気がついてもっと成長するラウールくんがみたいなと思ってるってことです。

 

ファンとして、これはやだったなとか、やらない方がいいよって伝える時に、私は理由が言えなきゃダメだと思ってるので、頭ごなしに言うやつとは違ぇんだぞ!って見せつけたいがための……どうしようもないブログだけど、届けばいいなぁ。

 

 

 

 

あなたが、あなた達が、誇りと自信に満ちて仕事ができることを心から祈ってるし、その自信を作る理由になりたいなぁと願う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~完~

 

 

 

 

国民的アイドルグループに引っかかるオタク

 

最近こんなことばかり考えてしまうオタクです。自分が推しているグループが国民的アイドルグループです!とか紹介されると「ん?」と思ってしまうんですよね。そう言っていいのはSMAPさんと嵐さんだけだろ!ってなるんですよね。ここから、国民的アイドルグループってなんぞやって所から、今どき国民的アイドルグループってという感じのことを話そうかなと。

 

 

名前にあげた通り嵐はまさに国民的アイドルグループの名にふさわしいグループだと思います。嵐のことを大嫌いだと声高々に言う人はあまり見かけたことがありませんし、もしいたとして、好感を持っている人を納得させられるほどの材料はないように思います。特別好きだというわけじゃないけど嫌いじゃないって人がたくさんいるのも国民的が似合う理由の一つかなぁと。

 

老若男女あらゆる人が「知ってるだろう」と思われる嵐のようなグループがジャニーズ事務所から新たに発掘されるのか、彗星の如く現れるのか。ファンとしてどこか楽しみにしていながらも、現実はそれほど甘くはないなと思うのです。

 

嵐がここまで数多くの人達に知られる事になったのはテレビの力が大きいでしょう。私自身それを1番強く感じている世代でもあります。私が小学生の頃、嵐を一躍有名にした「花より男子」が放送されていました。

 

当時、小学生へのケータイの普及率はかなり低かったように思います。私自身ケータイを持ちたいという気持ちすら持っていなかったと思います。

 

そんな私たちが花より男子の話をするには直接会って顔を見合わせてしか方法がなかった。友達が2人以上あるドラマを見ていたら必然的に自分も見ることになる。翌日の話が盛り上がるからだった。もちろん、内容が面白くなければこの輪は広がらないけれど、ここが今と違う所だと思う。

 

今はリアルタイムで見なくてもあとから見る方法はごまんとあるし、リアルタイムで見ながら面白さを話す相手は何も学校や日々過ごす中でのコミュニティだけではなくて、同じ趣味を持った顔も本当の名前も知らない人と簡単に分かち合うことができる。この後者の輪の中で十分に面白さは共有出来るし増幅させることができる。

 

 

結果、それぞれのエンタメ、コンテンツが独立していってお互いを干渉させず小さなコミュニティーに収束していっているのではないかと思う。さらに言えば今、同じ様なエンタメを追いかけていても媒体は異なっていく。雑誌、テレビ、ラジオだったものは動画配信サイト、TwitterInstagramと場所も複雑化していっている。

 

この中で国民的つまり老若男女誰もが知るアイドルになるにはどの媒体でも有名になる他ない。嵐がそうなれたのはここまでメディアが複雑化する前であり、かつ複雑化した後も散り散りになったファンがそれぞれの媒体に住み着き、数々の種を蒔いて来たからだと考える。

 

今、複雑化したメディアは色んな意見はあれど同じ力の大きさとなり顧客の時間を奪い合っている。ベン図でいうとこんな感じ。

f:id:Koji_tomoni:20200810175957p:image

このAもBもCもDも全てを網羅するアイドルを初めから目指すには、こんなに小さな領域に引っかかる何かを見つけなければならず、難しいのは明らかです。だからこそ、このそれぞれの領域の1つが他の領域を覆い尽くすことを待つ以外にないのではないかと思ってしまいます。

それか、このそれぞれの媒体で注目を集める子を集めて1グループとするか……でもまぁそんなグループ方向性がきっとバラバラだろうし、そんなポテンシャルをもつ子をグループにする必然性が感じられないから難しい……。1グループの人数が多いと売り込み方と棲み分けがややこしい事になりそうだし……。

 

こうして杞憂しても、もしかすると現れちゃうのかもしれないし、何も現れなきゃいけないってわけでもないわけで。今、この座を狙うのはとんでもなく難しいことでただ今までと同じようなブランディングで同じような立ち位置で、同じような業態のままではあのベン図のど真ん中を狙うことは難しいってことです。

 

ジャニーズなんて……と今のうちから言われているわけだから「あれ?ジャニーズってこんなだったっけ?」「ジャニーズのこと見直したわ」って思わせるようなグループ作りをしていくか……なんですよね。

 

今は実力主義だし「こんな凄い人を誰よりも早く見つけた」がステータスなところがある。誰よりも早く見つけたって所はジャニーズJrって所で昔からやってるわけだから、後は「こんな凄い人」をどこまでレベルを引き上げるか。ジャニーズ基準?日本で戦えるレベル?世界?

 

ジャニオタは狭いコミュニティで楽しんでるんだってことを自覚して、変わっていくことを恐るけれどそれも受け入れていって「昔は良かった」じゃなくて「未来をどうするか」を考えることが大切なんじゃないかなぁと思う。

 

現状作り上げられて完成して、もう伸び率が見込めないなと思うグループなら別にそのままの今まで通りのブランディングでも当分テレビ業界は無くならないとは思うけれど、まだまだ若い子を推してるなら、これからもジャニーズ事務所にいるその子を推したいのなら、変わりゆく事務所を見つめ、変わらないで!と願うのではなく、上手く変わってけよ!と叫ぶ方がよっぽどいいと思う。

 

最後に。今からどこまで走るか、最短で最高地点に到達しなければならないSnow Man

 

私はSnow Manに短い間でたくさんの夢を託したつもりだから、それをこの事務所に絶対叶えてもらわなきゃいけないんですよ。

 

 

SNSに1枚写真をアップするだけで注目されるようなこんな時代に、自分で動画を上げれば画面を独占できるこんな時代に、テレビに出れるかどうか分からない、映るかどうか分からないけどジャニーズ事務所を選んでくれたタレントがいる以上、変わりながら守っていく義務が事務所にはあるんじゃないのか?

 

 

いや……そうしなきゃ、事務所は選んでもらえないんじゃないかな。

 

 

国民的アイドルグループを生み出す事務所として、私がおばあさんになっても生き残り続けると願って

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~完~

 

 

ジャニーズ事務所について考えてみた。

 

めちゃくそに重そうな題名で話が始まるんですけど、我が家でとんでもない議論になったのでちょっと考えをまとめていきたいかなと。

 

私はそろそろ人生の半分をジャニーズに費やそうというところです。そんな娘を内包する我が家ではジャニーズはすぐ側にあるエンタメコンテンツです。

 

私がジャニーズにおいては雑食であること、また我が家全体がテレビ好きということもあって、私含め母、弟がジャニーズグループに関してはそれなりの知識があるといった感じ。

 

そんな我が家での今回の議題がまさに今回のようなことでした。

 

私自身、推しグループでここ数年脱退を経験したり自粛を経験したり、活動休止を発表したりと、事務所内で起こりうる全てを経験したんじゃないかってくらいだったのですが、そこからの議論なのです。

 

 

私はもちろん我が家の中で1番ジャニーズ事務所よりの思想ですし、今がベストでなければならないという気負いでいるのですが、母はどちらかといえば前社長時のイメージが強いタイプですし、ジャニーズに拘っているわけではないのでジャニーズを辞めても扱いを変えることはないという思想。

弟は他のエンタメコンテンツも追いかけているということもあってそちら側の思想も盛り込んでの考え方

 

こんな3種3様の考え方で少し、今のジャニーズがはたして……という所を考えたいと思い至りました。

 

 

まず、今までのジャニーズは表に出るほどのスキャンダルを全て内側で抑えていたなという印象があります。(母はこのイメージが強く今の何でもかんでも外に出る状況は事務所自体の力が弱まったからだと思っています)

 

私自身、この方法は正しかったかどうかは判断がつき兼ねると思っています。まず、前体質では黒がグレーになることと白がグレーになることが同時にあったと考えています。

 

実際に事が起こっていたとしても、露呈せず画面を通して知られることは無い。同時に嘘であってもコメントはせず「何も言っていないのだから事実ではないのだろう」と思ってもらう。

 

結局は「これは嘘だ」と言うことも「これは真実です」ということも許されていなかったのだと思う。

 

これが圧力だと言うのならそうなのかもしれないが、これが前体質に置いての事務所内のタレントを守る術だったんだと思う。これは前社長が度々コメントしてはいるが「いい子じゃなかった子なんかいない」に繋がるもので、誰しも失敗はするし、調子に乗ることはあれどそれが、今のご時世の如く決して許されないというところまで来るものなのか?というそんな気持ちがあったのかもしれない。

 

でも、今の世の中それは、はたしてベストなのだろうかとも考えられる。

 

ほんの少し前まではテレビ業界、または雑誌を出版する出版社に圧力をかければ良かったのかもしれない。圧力でなくともテレビ業界、出版業界に貢献していれば失いたくないと思う向こう側が忖度してくれたのかもしれない。

 

比較的、週刊誌に載ってもテレビでは取り上げられないという形で済んでいたものも今はSNSというものがある以上一旦載せてしまったもの、載せられてしまったものは日本国中を駆け回るようになってしまったなと。

 

暴く側の人間がその辺、至る所にいる。またその人達は明確な謝罪やある程度の社会的制裁が果たされるまではそのままにしておいてはくれない。

 

この世の中で、前体質のままだとSNS上では新たに「結局は全ては圧力」と守るはずの術だったものが悪として取り扱われることになるのではないかと。

 

もちろん、あまたに芸能事務所は存在してはいるけれどこれだけ色んな事をやるタレントを抱えている事務所はそう多くないと思う。ただ俳優をしているだけなら、曲を売り出しているだけなら「自粛」などの言葉を使わずに、当分の活動を見送ればいいのかもしれないが、日頃から画面に出ている以上はそれは難しい。今は社会的制裁、体裁を考えて、形だけでもいいからその姿を示す以外にない。

 

 

でも、今のやり方もベストなのだろうかと思う。結局は前体質も今も、極端なやり方なのかなと。

 

今は謝罪する姿勢をみせる。という形だが、今度は黒は黒として謝罪し、グレーも黒にしてはいないかと、多少ある白の部分も有耶無耶にする事で事を収めようとしていないかと。

 

これがベストなのかどうかは常に考え続ければならないし、私も現時点で最良だとは思っていない。

 

謝ることは簡単だけれども、真実ではない部分はハッキリ言う、たとえそれに世間が真実だと思わず、意味がないとしても、謝る何かを認めるなら間違いを大きな声で言ってもいいのではないかとは感じる。

 

 

 

散々圧力と書いてきたので、辞めた人間がテレビに出られるかという所にも話が至ったのだけれど、そこにも3人で解釈の違いがあって……笑

 

圧力が存在し、それで出られないのはおかしいと思う母と、需要がないのかどうかという部分は判断できないのではないかという弟。私はもし圧力が存在していたとしても、今まではただそれで守られる存在だっただけであり、外に出れば例外なくかけられる側になるのは仕方のないことだと考えてます。

 

ここ最近「社長が変わり以前と変わった」と発言するファンは多いけれど、前体質と変わらない部分は外に対するアクションだと思う。

 

さっきも言った通り前体質では黒や白をグレーにする力があった。この力こそ外に出たことによってかけられる力なのではないかなと思う。

 

私はこの事務所内でそれなりの地位を築いた人間だからこそ、外に出たとしても何かしらの能力を持って活動することは出来ると思っているので、必ずしも需要が損なわれたとは思わない

 

けれど、もし扱う側が元の事務所のタレントと天秤にかけた時にそれをも上回る需要やパワーを生み出せるのかという所は考えると思うし、話してほしいのは下世話な事なのに、肩透かしを食らうくらいなら使う必要ないと考えているのかもしれない。

 

事務所にいるだけで平等に愛される理由の一つとして家族のような繋がりを感じる部分があるからだと思う。それはジャニーさんがいた頃もいなくなってからも変わらずにいてほしいと願うし、その為にはタレント全員が、普段の活動でのキャラクター性や活動に対する方向性が違えど、ジャニーズだからこそを胸に持ち続ける必要があると感じる。

 

変わったか変わっていないかでいえば変わっていっているのだと思う。それは今のご時世に順応するために、よりジャニーズを強固なものにする為になのかもしれないが、その変わりゆく体制を「変わってしまうのが嫌だから」ではなく「どう変わるのが正しいのか」という目線で見続けるのは大切。

 

変わらないことは歩みを止めることであり、それはただジャニーズが今よりもっと取り残されていくことに違いないと私自身は考える。

 

 

最後に、私はジャニーズというコンテンツに魅せられた1人である。デビューしているいないに関わらず、彼らにしかできないことは沢山あると思っているし、とんでもない成長曲線が見られるのもジャニーズならではだと思っている。これからも変わらぬステージを見たいと願うし、根底を変えず成長していくには彼らの思いとファンの目以外にないと考えている。

 

 

 

私の、完全とは言えないこのブログを読んで、皆さんはどう考えますか?変わっていくのをただ変わらないでと言うだけでいいですか?少し考えてみてそこは違うんじゃないかと声を上げますか?そこに感情的な気持ちはありませんか?これを機に離れてみることも考えてもいいのかもしれない。いちファンに過ぎないけれど、みんな願いは推しの笑顔を見続けたい。これじゃないのかなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

〜完〜

 

 

 

 

向井康二くんHappybirthday!!!2020

 

康二くん、お誕生日おめでとうございます。

 

1年前の今日は三婆にて直接Happybirthday!!!と歌を届けることができましたが、今年は現場があろうとなかろうと、直接お顔を見るのは少し難しい状況ですね。寂しいです。

 

この1年間で康二くんはデビューしましたね。まさか康二くんの歌声がCDから聞こえてくるとは、チャート1位を獲得して音楽番組に出て「デビュー曲です」とのアナウンスの中歌うなんて。

 

それだけには留まらなくて、レギュラー番組なんて持っちゃったり、えー!こんな番組に出ちゃうの!?凄い!すごくない!?いつも普通に好きで見てるよ!?って番組に出ちゃったり。

 

私の周りでも「あの子があなたの好きな子でしょ?」と、顔を覚えてもらえるまでになりました。ちょっとずつ小出しにしていった甲斐がありました!

 

頑張って再生していたYouTube動画はたった1週間も経たずに100万回再生されるようになりました。もう目指せ100万回というセットリストは必要なくなりました。

 

康二くんのテレビ露出は日に日に増し、私は康二くんで録画容量を気にするようになりました。私がこんなに忙しいということは、康二くんもこの1年きっと忙しかったでしょう。

 

でも、康二くんを応援する身として何より嬉しいのは、康二くん自身が楽しそうに仕事をしている姿を見られることです。

 

私が見た秋のふっと消え入りそうな康二くんはどこにもなく「堂々としてろ」の言葉そのままに、バラエティーで果敢に挑戦する康二くんが見ることができます。たくさんのメンバーに囲まれ、時には甘やかされながらニコニコ笑う康二くんを見ることができます。

 

もしかすると、もう、康二くんは私たちが必死にこの子を見て!この子が必要でしょ!と叫んでいた頃の何百倍も強い、スパイダーマンも敵わない強さを持ったのかもしれません。

 

これからは、必死な応援の楽しさではなく、向井康二その人の楽しいところ、素敵なところをたくさん見せてください。私たちは誰よりもあなたの素晴らしいところを見つけるのが上手いのですから。

 

これからの1年でまた、康二くんは見違えるほどカッコよくて素敵な男性になることでしょう。色んな世界に飛び込んで経験したことの無いことを経験して、ファンのずっと前を歩いていくかもしれませんね。

 

ふと、思い出した時に振り返ってみてくださいね。ファンが我が子を見るような目できっとあなたのことを見ているはずです。

 

 

大丈夫、あなたならなんだってできます。

そんなあなただからついて行こうと思えたんだから。

どこまでも行きましょう。いくつもの景色を見ましょう。

 

何よりもあなたが健康で、幸せを感じられる

そんな世界がずっと続きますように。

 

 

 

 

 

 

Happy Birthday!

それスノで感じたみんなのお笑いへの意識

 

それスノ内の企画にて「それSnow Manだとおいくらですか?」がスタートしましたね。第一回目では目黒くんと阿部くんがそれぞれホスト、家庭教師だったら?の日給がクイズとなっていました。

 

私も大学生の頃、塾講師の仕事をしていたので大体の相場が分かっていたし、小学生が1番教えるのが難しい〜ってくだりにもめちゃめちゃ頭を縦に振りました……。小学生は本人というより親御さんに気をめちゃめちゃ使うのよ……。中学受験したいのは親御さんなことが多いからね……。

 

まぁ、そんなことは置いておいて。何より「ホスト」というワードだったり阿部ちゃんに「家庭教師」など、みんな想像がつきやすくファンにおいても聞いてみたい!どうなるの!?といった内容。さらには高い評価を頂けたことで、次への期待値は上がりに上がった状態で次の週を迎えることとなりました。

 

まずはサーバーが落ちてしまったこと。新規入会にすら影響が出て、公開時間に見れた人がものすごく少なかっと思います。私も結局リアルタイムで見ることは諦め、翌日ゆっくり見ました。

 

その間に私が目にしたものこそ、みなさんの「お笑い」に対する意識の違いのようなものを感じたのです。

 

 

前週と同じ企画内容で、ターゲットはふっかさんと康二くん。ふっかさんはものまねタレントとして、康二くんはタイ語通訳として。この中での紹介方法の差が、ファンにとっては傷つくものとなってしまったのかもしれません。

 

みなさんの「前回との差が激しくない?」「ふっかの事いじっていいのは長年一緒にいるメンバーだからこそ」とか、そういう類のツイートを見まして、長年一緒にいる人しかやっちゃいけないイジりって何?と思っちゃったんですけど笑

 

こういう流れ、村上くんが月曜から夜ふかしでイジられ始めた時に似てるな〜と笑 「村上くんはカッコイイです!」とか「彼も傷ついてると思う……」みたいな。

 

もちろん、私も村上くんのカッコイイところ知ってますよ。もっと素敵なところがあるって。でもそれってバラエティー以外の場所で見せること出来ませんか?

どんなジャニーズにもイメージってあると思うんですよ。ファンはそのイメージとは違う一面を、色んな番組や媒体を通して知っていくんだと思うんです。

 

「○○くんってこういう人なんでしょ?」みたいに言われた時「はっはっは!甘いな諸君」って彼のとんでもない良いところをチラ見せして落としてく。これファンの醍醐味だと思うんですよね……。

 

最近、誰も傷つけない笑いってものが主流になっていくんだなぁって感じることはもちろんあります。でもそれを完成させるにはとてつもない力がいると思うんですよね。ただ単にそうありたいと願うだけでは意味が無いし、関わる人全てにその意識を持ってほしい!持て!ってのもおかしな話で。

 

どんなことだって上手く打ち返す力がなければダメだと思うんです。「彼らは」どうだからとか、そういう不確定的な「こっちは守ってるのにそっちが守らないのは」っていう所じゃなくて、そういうのはもっと違うところで淘汰されていくもんだから。

 

うーん……なんて言えばいいのかなぁ……。私は今回のもので傷つけられたとは思ってないし、もし制作側に言うことがあるんだとしたら、めめとふっか。阿部ちゃんと康二。っていう割り振り方にしてた方が落差があってより面白かったし、よりツッコめたんじやない?と。もし本当はこの流れで収録して、編集で順番変えたんだとしたら、Snow Man側としてもツッコミ足りなかったのかな?とか考えてもいいんじゃないかなって。

 

めちゃめちゃふっかが「えっ!?目黒と扱い違くない!?いや!納得いかない!値段書けない!」って駄々こねて「じゃあちょっと名誉挽回の、何かやってよ」「いいよ?」って懇親のやって「彼らは傷つけない人」ならここでふっかを褒めて「あ〜これみてもらえれば良かったね〜」「でしょ〜!?ほら〜!スタッフ〜!?」みたいなね。本編ではここまではなくて佐久間くんのモノマネにみんな笑ってSnow Manしか笑ってないよってツッコミ入れてもらったじゃん?ほら、ここでツッコミ入れてもらってる時点で、皆だけで落としきれてないよね?「いやいや、笑ってるの俺らだけ」と誰かが言うのもアリだったよ。

 

結局はどんな人達とも今後仕事をしていくわけだから、いつまでも傷つけないものをYouTubeみたいに想像していく訳にはいかないかもしれない。じゃあその時に自分達色に変えていけるのか?それだけの力が今Snow Manにあるのか?って、そこも見なければいけないんじゃないのかな?と思う。

 

ファンが今のSnow Manに満足することなくモノにしていくためのそれスノなのであって。何が起きた時も制作に目を向けすぎるのも一旦落ち着いて考えるべきことなのかと。

 

私は今のSnow Manのバラエティーレベルを100だと思ってないし、ガッカリすることもあるし、みんながこれで満足なら時代が変わったのか?この笑いが今の笑いなのか!?と不安になるけど。まだまだですよ。ロケじゃなくなって一安心してたとこなんだ……。みんなロケ……あんまり……上手く……な……く……あう……。

 

そこを上手になって、何処に出しても恥ずかしくなくて、コンプラ大丈夫か?って思うような発言する人に対しても軽々かわしてって、好感度タレントになるためにね!

 

私は推しが出てりゃ100パーセントのパフォーマンスだとは思ってないし。それならYouTubeでいいからね。これは自分のチャンネルじゃないから。テレビ局とのお仕事だから。そこ、ファンもタレントも忘れないように、今の時代に合った、より成長できる番組になることを期待してます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~完~