麹菌と呼ばれても

色んな変遷を経て向井康二を最後の男に決めたオタの話

JGRについてめちゃくちゃ前向きに考えてみた。

 

みなさん!突然ですがJohnny’s Gaming Room(以降JGR)見てます?

推しがメンバー入りしてる人もそうでない人も見てますか?

私は康二くんが出てないと見てません!最悪出ても見てません!

何故私が見ないかと言うと、いや違うな。見てない訳じゃなくて、見なくてもいいチャンネルなんですよね。なぜならゲーム実況という私の欲求を満たしてくれるチャンネルなら他にあるから。

私が初めてゲーム実況なるものに触れたのは高校生の時に友達から全盛期だったニコ動の動画を教えて貰ったのが初めでした。その時は配信中は一切顔出しなしの動画だったし、今お気に入りのチャンネルも顔出しないです。

そもそも、ゲーム実況見たい人は「そのゲーム自体に興味がある」「配信者の卓越したスキルを見たい」かなど様々だとは思うんですけど、多様なゲーム配信チャンネルの中で自分に合ったチャンネルを選択してみてるとは思います。じゃあJGRはどの層に対するそれを満たしているのか甚だ疑問なんです。ジャニーズというチートとも言える武器を持ってするならばジャニオタは言わずもがなゲーム好きの層まで取り込んでいけるはずなのに、勿体ないと思いませんか?今の現状?

 

このチャンネルが始まる前にHey! Say! JUMPの山田くんが自分のゲームチャンネルを持ちましたけど、ゲームの種類は限定され、スキルもある中で彼が普段関わる人達との配信を届けるといった趣旨で、さっき言った「配信者のスキルを見たい」に当てはまると思ってます。また、ゲームの種類が限定されていることで、そのゲーム自体に興味がある人だけを取り込み、そこに向けてだけ届けている。これ、今のゲーム実況配信の肝心なとこを押さえてるなって感じるんです。

もちろん天下の山田涼介だからファンが見てる数もあるだろうけれどそこからこのゲーム始めてね?のよしこっちへおいで〜感は全くなく、あっ、これが普段の俺ね?見たかったら見てよ的な感じ。おもねることも無く、あくまでもゲーム配信を徹底しているからこそ、いつでも伸びる要素があるというか、まずは受け入れられる要素を持ち合わせてるなと。

 

それに比べてJGRの方はゲーム配信にしては圧倒的に多すぎるメンバーの数。スキルのばらつき。取り組むゲームの種類の多さ。「卓越したスキルを見せたい」のか「ファンが喜ぶわちゃわちゃをゲームを通してお届けしたい」のかが全く見えてこない。そもそも、人選時にA.B.C-Z入れてないし、五関さんとか選んでおくべきですよ。卓越したスキルを見せたいなら。ゲーマー入れるなら。キンプリとかな某任天堂さんのCM関係で誰一人選ばれてないし。やっぱり山田くんのチャンネルに比べて利権が見え隠れするのよ。

 

でも始まった当初はメンバーを見て、そしてチャンネル運びの明るさを見て「ファンが喜ぶわちゃわちゃをゲームを通してお伝えし、ゆくゆくはこのチャンネルのメンバーでゲームのTVCMへ繋げていこうぜチャンネル」なのだなと解釈したのですが。そうでもないのかどっちつかずで。緩いみんなで楽しめるゲームばかり進めていくかと思えば、スキルが必要なゲームをやってみたりと、なかなか定まらない。不穏になってからは再生回数も伸び悩み、目も当てられない数に。

 

そんな中で毎日更新していきますよ!みたいな触れ込みで始まったチャンネルが突然更新しなくなるっていう。もう運営がままならないのが。それをチャンネル内でお知らせもせず。編集作業が遅れていたり撮影が上手くできてないならそういう理由でお休みします。の一言があってもいいのに、それすらないのはYouTube全然わかってなくないですか?

 

んんっ!取り乱しました。私が考えるJGRの弱みは「メンバーのスキルの差」「チャンネルの軸がハッキリしない」「YouTubeを運営していく上でのツメの甘さ」だと思ってます。ではJGRはこれからどうあるべきか、どうしていくべきだったのかを私なりに前向きに!検討していきたいと思います。

 

まず初めに、このチャンネルはメンバー達のわちゃわちゃをゲームを通してお届けすること目的としていると仮定しましょう。そうなるとここでの視聴層はジャニオタにほぼ限定されると思います。更にいえば出演しているタレントのオタクに限定されます。ここにどれだけの力があるかは分からないし、それは運営としても不安かもしれませんが、人選を見てもこの軸で動きたいであろう感じは受け取れます。

この場合私は冒頭にドラマパートを付けてみるのはどうかなと思ってます。導入部分として和のタイプの一軒家で、その日ゲームを行うメンバーがコタツでゴロゴロして、その描写からやり取りがあって、もしくは来客という体で別メンバーが来て「ゲームやらない?」の流れに持っていく。この冒頭を見るためにこのチャンネル開いたと言ってもいいぞ!くらいのものが見れたら、そして最後の小窓はそのメイキングが見れたら。これはジャニオタ心は完全にくすぐれるかなと。

やるゲームもファミリーで対戦できるものに限ってみんなで楽しく、時にはゲームの世界だけではない罰ゲーム的なものもやりながら、話しながら途中でゲームを中断とかしながら見ている側もあたかも一緒にゲームしてる気分になれるような。そういう動画作りをするとファンはゲームだからとか関係なく楽しんで最後まで見られるのではないかなと。

でも、これだとガチユーザーは取り込めないだろうし、ゲームのスキルは初心者合わせというか重要になってくるかどうかは分からないので、上級者は退屈なものになると思います(見る側もやる側も)

 

じゃあ上級者に、合わせてとなるとこれは現実的に言ってメンバーを変更するしか現状は難しいと思います。それにゲームの種類も限ってくと、そこを上手くなるまでには労力と時間が必要だし、どれだけ言ってもこのチャンネルの他にも仕事を抱える人達からすればそれ以外をゲームに捧げるのは私もバカバカしいかなと思います。もちろん本人が好きでやってるならまだしも、ゲーム配信者として名を馳せたいならまだしもそういう訳じゃないのなら上達に時間を割くのはなぁ。

 

これじゃあやっぱりわちゃわちゃを……となると思うんですけど、私はその折衷案を考えました!それは……チーム編成を固定にするです。

野球でもあるじゃないですか1軍2軍ってそんな感じでスキルに応じてチーム編成を作るのはどうでしょう。これはトークが回るなとか、そういうの抜きにして完全に客観的スキルのみで選んだ方がいいと思っています。3つくらいに分けて、1つは一定のゲームスキルがあってどんなゲームにも慣れれば対応できるチーム(対戦にも対応)。もうひとつはそつなくはこなせるけれど対戦は難しいチーム。最後は超ゲーム初心者チーム。これだとそのチームごとにはゲームの種類を限定できるし、かつスキルの差も出ない。毎日更新に関してもこの3チームで分割することで録り溜めの分では解消されると思うし、何より同時撮影も、機材があれば可能ですよね?

1軍チームは他のゲーム配信も見てる層にアプローチしてスキルをどんどん上げていって同じゲームばかりしながらたまには24時間耐久合宿!とかやっちゃったりすると面白いかなと思うし、超初心者チームはほのぼのゲームの内容を理解しながら進める感じでジャニオタに向けてわちゃわちゃが届きやすいゲームを。中間のチームは初見のゲームでもそれなりにこなせはするかな?というメンツを集めといて新作ゲームの紹介を託せばどちらの層も見るのかなと。

これだとあれだけの大人数でゲームチャンネルを持つという意味もハッキリするし、もっとバラエティーなことが出来る人達の集まりだからガチのゲームしてる姿に疲れたよ〜って一軍メンバーのオタクにも救済措置として月イチ……もしくは2ヶ月に1回くらいで全メンバーがそこまでで楽しかったゲームを共有し合ったり、珍プレー好プレー集をみんなで見ながらワイワイする回があってもいいのかなと。するとオタクは否応がなく喜ぶしガチ層がジャニーズを浴びた時の化学反応も見れるかもしれない。

もしかするとこうなることが欲張りな事務所のイメージなのかもしれないけど、今それに向かって遂行できていないのが現状だなと。

 

始まった時は、大丈夫!事務所も何も考えず見切り発車じゃないでしょう!と思ったけど、そんなこともなさそうだし。でもコメント欄では初心者にはこれはきついよ……とかゲーム中にこればダメだよ。とかしっかり否の声があるのはチャンネルとしての期待がまだできるなと。見ている人達がチャンネルとしてこうあるべきっていうのがあって、それがジャニオタ目線かゲームオタクとしての目線で行くか二分されてるのは勿体ないと思う。もっと柔軟に、再度チャンネルとしての方針を考えた方がいいしそれがタレントの好感度向上だったり新たな仕事に繋がるわけだから。今一度検討をしていきただきたい。そうでなければ私は、自担がこのチャンネルに出続けることを願いません。

 

 

 

 

 

 

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