麹菌と呼ばれても

色んな変遷を経て向井康二を最後の男に決めたオタの話

私が考えるジャニーズJr新制度について

 

めちゃくちゃびっくりする制度ですね。いや、社内の制度を明確にして発表したってことに驚きもしました。だって今までこの会社がそんなことしたことありましたか?中身の如何はどうであれ、今までの慣例でいえば言わずに密かにしていることも出来た社内制度を発表するに到った経緯はなんなんでしょう。もしかして、皆に伝えるのは難しいから、HPで発表して周知させたとか?笑 そこは推し量ることは難しいとは思うので、私が咀嚼したジャニーズJr新制度について一人語りします。

 

 

 

ざっくり公式の大事だと思われる部分を下記に引用してみました。さらにはここから特に話していきたい部分を太字にしました。

 

 

一般的に人生の岐路を迎えるJrの適切な進路決定を妨害しているのではないか

 

ジャニーズJrとしての活動継続について一定期間の年齢制限を設けることに。

→満22歳到達後の3月31日までに事務所とJr継続の合意がとれない場合は同日を持って終了

 

2023年3月31日より適用

→上記適用開始日に22歳のメンバーが所属するグループ及び一部の個人については既に事務所との合意済

 

 

 

まず第1に事務所側から、この制度を導入した理由は「適切な進路決定のため」と発表している。昨今、ジャニーズJrの年齢は少しづつ上がっている。現に2020年にデビューしたSixTONESSnow ManはJr歴を10年以上経験したメンバーも少なくない。年齢はほぼ全員が今回の規定の22歳以上。

現在ジャニーズJrとしてグループ活動を行っているグループに関しても、現時点で22歳以上を有するグループは多く、さらに施行までになると増えるだろうと思う。

こう考えると22歳という線引きはJrを応援しているファンからすれば早すぎるラインかもしれない。しかし、22歳で線を引いたのには私としては以下の理由があると考えている。

 

現在抱えているジャニーズJrの数

 

グループになっているだけでもジャニーズJrは多くなっている。アイランド社ができてからというものジャニーズJrの肩書きを持ちながらもデビュー組と変わらぬ活動をしているグループはたくさんいる。デビュー秒読みと言われながらも、そのタイミングはファンもタレント自身も分からないと思う。

その中で、言ってみればデビューに値するグループが団子状態になっているのは事実だ。そんな中でただただ時が流れていく、諦めることも出来ずに。

 

ジャニーズJrである以上露出がゼロの子はなかなかいないと思う。露出がゼロでない限り、ファンがゼロであるはずがない。誰かファンがいるはず。ということは、事務所側が勝手に見込みがないからと、切り捨てることは事実上できない。

 

もしかすると今までにそういう流れはあったのかもしれない。言わなかっただけで、言えなかっただけで。そうやって突如としていなくなってしまった子はたくさんいたのかもしれない。だからこそ、ファンからも見えてしまう明確なラインを事務所が公式的に引いたことに驚いている。

 

今までのように、不明瞭で黙っていれば分からない制度の中でやっても良かったわけで。もうどうしようもなくなった時点で、今まで過ごしたことのない世間にほっぽり出してもよかったわけで。でもそう考えると、この制度は事務所の言う通りに「適切な進路決定」を促し、かつ「Jrとして一度は共に歩んだタレントを思っている」のかもしれない。

 

 

でもここで1つ気になる太字をこれは先に言った「タレントを思っているか」に関わる「事務所とJr継続の合意がとれない場合」である。

 

満22歳が来た時に事務所とのJr継続に対するやり取りが絶対にできるのかというところもそうだし、さらにこれは今後もJrとして活動していくのかということを事務所側が問いかけ、タレントがYesもしくはNoと答えたことに対して、事務所は無条件で合意してくれるのかというところがファンとして1番不安なところだと思う。

 

ジャニーズ事務所において依然デビューのラインは不明確である。デビューできるかどうかはグループができればという訳では無い。グループが解体されることもあれば、合体することもある。それがデビューに繋がることもあれば遠のくこともあるし、即席かと思われたグループがデビューすることもある。

 

こんなにもゴールが不明確な中で、その手前にラインが引かれるということはJr継続の合意も何も、その時点でグループに在籍していなければ事実上、Jr継続は難しいということではなかろうか。それはタレントにしてもファンにしてもあまりにも非情なものだと思う。ここだけ見れば「タレントを思っている」という事務所の言葉を鵜呑みにできない。

 

しかしながら、現在ジャニーズJrはデビュー組に似た仕事をする子達もいる。音楽番組には自分たちのオリジナル曲で出演し、自身の冠番組を持つグループまでいる。それだけ、安定してしまっているグループもいる。そこに競争をさせるという意味でもひとつのゴールを作るのはいい刺激なのかもしれない。

 

さらには、今のジャニーズJrの現状もラインを作ったことに関係しているのではないかと思っている。さっきもジャニーズJrはデビュー組と似た仕事をしていると述べたが、この今のジャニーズJrの姿こそが元来のジャニーズの姿だったのではないかと。多くの仕事をキラキラした性質を持って行う。国民に知られていくまでの段階。これこそデビューの証だったように思う。

では、今のデビュー組は何か、嵐や関ジャニ∞など国民的に知られるアイドルはもう別次元で考えてはいかなけれならいような気がする。ここがデビュー組の水準だと頭数に考えるからおかしくなると。

 

今のジャニーズJrがデビュー組、今回新たに設けるラインより下のジャニーズJrをその予備軍として、実際デビューに行きついたグループはあくまでも国民的、または今だと世界的なアイドルになるための予備軍になる。こう考えれば、ラインを引いたり、ジャニーズJrの考えの変化にも対応できる気がする。

 

 

ジャニーズJr新制度について私が賛成か反対かは言えない。なぜなら今はもうジャニーズJrを応援したはいないからだ。しかし、嵐を、関ジャニ∞を、Snow Manを応援し、様々な立場を経験し、今もその環境下にいる私は考える。

 

Snow Manは世界を目指すとよく口にする。そして世界的なアイドルを応援しているファンからは、実力が足りない、鍛錬が足りないと声が上がる。

ジャニーズ事務所は元来、特別なレッスンを積んでは来なかった。自主性を重んじ、それが見違えるほどのスターを生み出してきた実績もある。しかしながら、それでは立ち向かえない程の波が世界にはある。今からそれに立ち向かう力を22歳までの子につかせるだけの見込みが事務所にはあるのだろうか。とも考える。

 

 

今回の制度はみんなの事を幸せにはしないだろうと思う。でも今までの仕組みも幸せにしたのかと聞かれれば決してそうでは無い。今回の制度を事務所は何故作ったか、中身はどうであるか、なぜ発表したのか、その全てを自分なりに解釈することを求められていると思うし、何よりもファンがすることは必死にタレントを応援すること、タレントは現状を見極めながら努力をすること、そして事務所側はタレントとファンのその努力を正当に評価していくことだと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

~完~

滝沢歌舞伎ZERO2020 The Movieを初日感想

 

滝沢歌舞伎ZERO見てきました!

舞台挨拶のライブビューイングを見たかったのですが、チケット戦争に負けて、結局初日に見に行きました。もちろん地方なので、初日のあいさつではありませんが……。

 

しかし、久しぶりの現場に胸が高まりましたし、何よりこの空間にいるのはほとんどがジャニオタさんかと思うと、さらに胸が高まりましたね笑 みんな!会いたかったよ~ってね笑

 

そんな風に期待に胸躍らせて見に行ったものの、一回は生で滝沢歌舞伎ZEROを見てることもあって、あの生の迫力に勝るものはないだろうと思ってたし、何ならあの時のSnow Manの気迫たるや、後のにも先にもってところがあるので、まっ、映画ってことでしょ?程度にしか思ってませんでした。(私、いつも滝沢歌舞伎なめがちだけど、そろそろ学習したい笑)

 

まず、全体の印象としては、映像がきれい!私の滝沢歌舞伎の印象は、浅はかながら最新の滝沢歌舞伎ZEROしかないので、熱くて、大胆で時に繊細で……というものでしたが、今回は彼らも初めから映像作品として世に放つことが分かっているからこそと、このデビュー年で培われた洗練さが見えたなと感じました。

 

本当にどこをとっても素晴らしかったので、全部コメントしていきたいし、一人ひとりにもフォーカスを当てて話していきたいなと思います。

 

長く話しすぎてここまで誰が見てるかはわかりませんが、一応この先ネタバレなのでご了承ください。

 

 

 

 

ということでまずはシーン別に話していけたらなと思います。

 

 

ひらりと桜

Snow Manって名前からよく雪や雪だるまをモチーフにしたグッズ展開や番組テロップなんかでも表すことが多いですが、私が初めてSnow Manを生で見たのが滝沢歌舞伎だったからか、桜の精だと思ってるところがありまして、それが何といってもひらりと桜を見たからなのです。映像ではなくとも、花弁がどっと舞う瞬間はきれいですが、映像化されより臨場感たっぷりに感じられたと思います。

加えて全員の表情が本当に晴れやかで、魅せるという部分でどうしていくのかというところが伝わりました。舞台版ではいっぱいいっぱいな表情が見え隠れすることもありましたが、こんなにも力強く、繊細に舞うSnow Manがみられるとは……感慨深かった……。

カメラがSnow Manに取り囲まれる形で撮影していくのも新鮮でしたし、何より背中越しの新橋演舞場が見られたのは胸熱でしたね。

あと、自担贔屓になるかもしれませんが、ここからラストまで、康二くんずっと顔がいいんですよ。信じられないでしょう?それは個別解説で話しますね!

 

 

 

九剣士

まさかの自担始まり!こんなことあります?手元がアップにあるので震えが気になりましたが笑 殺陣は舞台版では出てないメンバーがいたんですけど、今回は総出演。殺陣ってめったにやるもんじゃないので、センスとかもあるし何よりこの人舞台経験豊富なんだなぁと思う指標だったりします。ここでもやっぱりSnow Manの大多数が舞台の人だから、顔の作り方が天才的でしたね。後、ここは本当にアクロバット的な体の使い方ができるかどうかが、ジャニーズの殺陣では肝になってくるので6人は映えますねやっぱり。戸板バッタンは、上に乗るメンツは変わりませんでしたが、下で支える役割をメンバーが担っていたので、これまた萌えポイントでしたね。

さらには佐久間君の殺陣シーンでは後ろからカメラが追いかけていくようなアングルだったので、いくら何でもこのアングルは双眼鏡使っても見れないなと思いました。これが映画の良さですね。ラストカットは阿部君で終わるんですけど、浴びてないはずの血が見えましたね。阿部君をかっこいいの対象としてみてる人にはたまらんシーンですね。前段階でIMPACTorsの鈴木大河くんが、康二君が最後のカットで僕たちが少しでも映るように長くしてくれたと言っていたので、その優しさを見逃すまい!と必死でした笑

 

 

変面

種も仕掛けもあるけれど、それは見破られてはいけません。みんなが言っちゃったら殺されちゃうとまで言う、これも伝統芸能。体つきで誰が誰かって分かっちゃうので舞台では1人をずーっと追いかけてるんですけど、今回は全体を見ることを意識しましたね。

五関くんが変面で顔がわからなくても動きで康二だって分かるって言ってたけれど、私も南座で絶対にあれが康二くんだ!って思ってたのが見事に当たってましたからね笑

後、滝沢歌舞伎ZEROでは女性のダンサーさんも出てくるんですけど、こことの対比が美しくて美しくて!滝沢歌舞伎ZERO中Snow Manや男連中は荒々しく、ダイナミックに!って感じなんですけど、女性陣はその真逆でしなやかで、繊細な振りが多いのでまた違ったキラキラが見られるのいいですよね。ジャニーズの舞台でジャニーズ以外のキャストが出てくることって中々ですけど、これは素敵。

 

 

Maybe

Maybeは佐久間くんのダンスと、女性のダンスが無くなっててラウールくん1人になってましたね。映像だから全部にフォーカス当てるにはって所があるので、仕方ないけどね。でも、なんてったってMaybeの何が大事ってもちろんラウールくんの今の感情そのままですよってダンスはもちろんですが、ボーカルですよ!ボーカル2人ですって!Maybeは儚げふっかと儚げ阿部ちゃんが必要なんですから!DVDでは2人より踊ってるメンバーの方がよく映ってるなぁと思ってましたけど、今回は結構ボーカル2人にもアップが来てましたよね?いやぁこの演出は正しい演出だった……。

ラウールくんに関しては、口ずさんでるな?これは笑 ってカットから、何度もカット割りしてるように見えるんですけど、こんなのラウールくんがずっと同じ調子で踊れるのか?って思ってて。絶対に一発録りじゃない雰囲気なのに……。1回目と2回目、同じ振り踊れないでしょ!?絶対に!?編集泣かせやん!と思いながら見てました。実際のところどうなのかなぁ〜?Maybeもとっても素敵なんですけど、次はまた違う曲でこういう感じ、出してるとこみたいですね!

 

 

My Friend

コロナ禍の撮影だったし、フライングは舘様ピンなんだろうなぁと思ってたら本当にそうでしたね。いやぁ、舘様の御身体見放題!笑 というか目がいってしまう!笑 変態じゃないかっ!って思ってましたけどね、カメラがね、映すんだもん、舘様を!ピンで!笑

このふたりがこの曲目でパフォーマンスすることにぐっと来る人もいると思いますけど、そんな人にはこのシーン最後の演出が胸を刺すんじゃないですか!?渡辺くんの表情ね!笑 これ小説書けますよね!?笑

舞台でもライトが綺麗だな〜って見てたんですけど、今回は演者にどこまでも近寄れるってこともあって、視界いっぱいに星空を思わせる明かりが見えるのは本当に綺麗以外の何ものでもなかった。舞台版で渡辺くんの生の歌声を初めて聞いた曲でもあるので、本当に感激。この1年でぐっと歌への磨きもかかってる!渡辺くん!これからもリードボーカル!頼りにしてるよ!

 

 

組曲

組曲っていつも何をテーマにしてるんだろう……って思ってたんですけど、今回は繋がりが良かったですね。何かを追いかけて、追われてる様子が窺えますし、極限まで追い込む振り付けは生で見ると手に汗握りますよ、これ。今回は雨が降りしきる中でみんなの息遣いだったり、叫びが聞こえますけど、私は途中まで雨を願って踊ってるのかなって思ってましたけどね。でも雨が降ってあのリアクションだったら……違うのかな?なんな色々考察しながら見るのも面白いのかもしれませんね。

組曲って迫力の世界だと思ってたんですけど、映像に落とし込むことで凄く繊細で綺麗な 部分も見ることが出来たなと感じました。いやぁ〜組曲はますます生で見たくなるシーンでしたね。ここで雨降らすのもいいんだなぁ……でもその後踊れないか笑

 

 

五条大橋

いやもう!これは!佐久間担優勝!これは!こういうことやられると簡単に落ちますよね。普段の佐久間くんとのギャップ!私もよく似た状況で康二くんに落ちましたからね!

五条大橋に腰かけてストーリーテラーとして話す姿はもう!えっ!?2次元!?2次元なの!?って。牛若誰なのかなぁ、アクロバテイックだなぁ、顔見せて!いやぁ〜!可愛い!美しい!そりゃ女子と見間違う!って心の中で沢山喋りました笑

もちろん、ひーくん弁慶も圧巻。これ、復帰後すぐの撮影ですよ?もう……この人無くして滝沢歌舞伎はないですねぇ。いつもは化粧中の演目だから、目が足りない!ってなる五条大橋を余すことなく堪能できますからね。短いよ〜!もっとみたい!って思わせるシーンでしたね。

 

 

腹筋太鼓

舞台版の時は自分も腹筋痛くなってくるんじゃ……?って勘違いするくらい、うわ〜っ……という感じ見てたんですけど、今回は映像ってことと、腹筋太鼓の楽しみ方をマスターしたのか、よっ!きましたっ!ってな感じで見られたんですよねぇ。あっ!ここ映ってないじゃん!とか、もっとここ映して!とか思わなかったし、ちゃんと見事な腹筋の美しさが見られました。

舞台だと迫力に押されて、腹筋を凝視しようとか思わなかったし、自担がクルクル回転してたので笑 追いかけるのも大変だったんですけど、今回はじーっと腹筋を見ても大丈夫ですよ!だってスクリーンなんだもの!笑

しかしながら、腹筋太鼓ほど生の迫力が勝るものなしですよね。共鳴しますもんね、どんっ、どんっと。これわや機に生で見たい!っておもう人が沢山いたらいいなぁと思いますし、今は回転してますけど、今度どうするのかなぁ〜とかね笑

 

 

Make It Hot

実はこの衣装どこいったんだろうな?って思ってたんですよ!蛍光カラーで結構主張強めだけど私は好きだったので、もう一度!と思ってたら、また出会えました笑 この曲はいろんなところで披露しているし、前回の舞台履修してないよって人も知ってるのかなと。だからこそ、今回はMake It HotのMVだと思って見ることができたかな?と思います。散々披露してますけどNo音源化ですからね。

目黒君のウィンクは宣伝動画からもしっかり見られてましたしね、ちゃんと受け取りました。まさかこんな風にこの楽曲をみんなが揃えて披露してくれる時がくるとは。皆が囲んでこちらを見て踊るシーン……本当にいいんですか!?って叫びたくなりますよ、これ。この時の康二くんのビジュも良しです笑

Practice動画みんな結構自由ですからね笑 なんといっても天下の五関さんの振り付けなので、足に注目していただきたいですね笑

 

 

Crasy F-R-E-S-H Beat

MVに忠実なヘアセットできたのは驚きでした。服装もそのままで……。でもCFBを差し込んできたタイミングがタイミングだったので「キターッ!」とはなりましたね。これまた舞台版の時とは違って知らないオタクはいなかったんじゃないかなと。このみんなと共有出来る「キャー」は映画ならではだったなぁ。現場だったらイントロ流れた時点で歓声がすごいんだろうな……。現場行きたいなぁ……。

CFBが入ったのは映画だからこそだと思っているので、舞台版では無くなる演目なのかなぁと思ってます。もちろん、9人が出なきゃいけないってのは舞台においてはそうそう作れるシーンじゃないですからねぇ。というかCFBをとんでもなく大きなスクリーンで見たらこんな感じなんだな。ラウールくんのパーマがかった髪、素敵でした。

 

 

Black Gold

これが前評判でKーPOPな感じと聞いてた曲か!?と。曲調はまぁそんな感じがしますが、これはもう完全にMV仕立て。踊ってるのは最後全員が廃墟の中でも開けた場所だけで、そこまではワンカメショー。それぞれ衣装も白を基調としていて、スタイルが際立つものでした……。

ガシガシ踊ってる感じじゃないのかなぁ〜と思いはしましたが、Aメロからずっとワンカメショーなだけなので、これ本当に全部踊らせるとどんな感じなんだろうと。MIHは滝沢歌舞伎ZEROが終わった後も色々なところで披露した曲だし、ライブでも踊ってるので、このBlack Goldも是非とも全パフォーマンスがみたいですね!映画版のパンフレットにも歌詞が載っているので、これはほぼ確だと思ってますけどね!(圧)

 

 

歌舞伎パート

歌舞伎パートはなんと言っても刀投げでしょ?舞台だと自分で目で追うしかできないし、場所によっては舘さんが上手く見えない……なんてことがあるのかもしれないけど、今回は2人が呼吸を合わせる様子まで描かれてるから、息を飲む演出になっていたんではないかなと思います!

実は歌舞伎パートって前回はめめが出てないんですよね笑 今回は女形の阿部ちゃんと一緒に出てましたけどね。これはしょっぴーとめめの色男感が出てましたね。なんか、目黒くんって身長の高さだったり顔の凛々しさ、性格が相まってガタイのいいお兄ちゃんってイメージなんですけど、実は華奢な感じですよね笑 ちょっと腰元ばっかり見ちゃいました。歌舞伎パートではみんなが一生懸命な顔をしているのが私的醍醐味です。ライブパフォーマンスでは見られない緊張感は滝沢歌舞伎でしか味わえませんね。

 

 

花鳥風月

舞台版でも本当に好きだった演目。みんなが踊るというところと、女性のボーカルが入っているところが普段では絶対に見ることができないワクワク感を生んでくれますよね。体を大きく使っていつもとは違う踊りを見せるという部分では滝沢歌舞伎ZEROでは組曲がありますけど、花鳥風月もまた違った気分になることができますよね。

舞台版の花鳥風月はみんな歌舞伎パートの衣装やメイクそのままだったけど、今回は全員が黒い和服に身を包んで……。いやぁ……滝沢歌舞伎ZERO The Movieのなかで1番目をキラキラさせたかも知れません。

特に、全員の感情が溢れ出る舞ね。他担狩り何人いるんだよ!ってツッコミたくなる程です。私は花鳥風月の為に3000円払ってもいいと思いました。目が何個あっても追いつかないので、この映像が残るならDVD出してほしい。花鳥風月見た時点でDVD化しなきゃ許さん!って心で叫んでましたね笑

 

 

滝沢歌舞伎一座

私、鼠さんの功績を知ってるわけじゃないんですけど、今回は町の人達の機微がよく描かれてたなぁって。鼠さんへの思いがすごく伝わってくる映像になってました。だからこそのラストシーンがぐっと来たと思うし、なんか、舞台版当時は鼠へのというよりも、滝沢秀明という人との別れというか、偉大さを感じながらも進んでいきます。と言ったメッセージに思えたけれど、今回はそれから時が経って、約1年、Snow Man自身で歩いてきたからこそ、そうは見えなかったというか。この鼠小僧次郎吉という演目内での鼠さんとの別れや、憧れ、そういったものが描かれてたと感じました。

黒影組の3人も、舞台だとド迫力〜!なんですけど、今回はそれぞれのバックグラウンドが見える形で、より官兵衛の何故そこまで江戸を掌握したいんだろうか……って考えさせられる表情ばっかりでした……。

ちょっぴり残念だったのは新吉親分が歌い出さなかったことですかね!笑

 

 

WITH LOVE

この曲を聞くとあっ、もう終わりなんだなって感じるし、1公演終えることができましたって安堵と感謝が聞こえてくる曲なんですよね。だからこそ、その歌う姿を見て感動するというか、こんなに素晴らしいものを見せてくれてありがとうという気持ちにさせてもらえるんですよ。

今回はカメラを囲んで歌う場面が用意されていて、このコロナ禍を脱した時、みんなで顔を合わせて、また歌えることを願う歌詞に変わった部分。いやぁ泣かせてくるじゃねぇか!

会えないことが当たり前になっていて、どうせ会えないんだからと常に諦めが先行する毎日で、もちろんこういった娯楽だけじゃなくて、全ての生活において、諦めること我慢することが多くなっているけれど、近い将来に今まで通り笑顔を見せて会える日を本当に楽しみにしてるし、何より、こんな状況下でもどうにかエンターテインメントを提供しようとしてくれる皆さんに感謝の気持ちが伝わる空間が早く来ますように!

滝沢歌舞伎といえば「春の踊りは」「よぉ〜いやさぁ!」ですけど、これもしっかり入れてくれた監督にも感謝です。言わないなぁ〜いつ言うのかなぁ〜って楽しみにしてたんですよ?笑

 

 

エンドロール

映画になって1番悲しかったところは何かって、カーテンコールがないことですよ。これが一番悲しかった。どこで拍手して、この気持ちを伝えればいいんだって、ずっと思ってたんですけど、エンドロールがカーテンコールの役割をしてくれた気がしました。

彼らは本当に舞台としての上演を望んでいただろうし、どうにか実現したい思いもあったと思う。何も無ければオリンピックと重なって公演があるはずだったんですから。

でも、キャスト一同が楽しんで撮影したということが十分に伝わるエンドロールだったし、CFBを滝沢歌舞伎一座が踊ってる姿は、映画館にも微かな笑い声が聞こえるくらいでしたから。

 

 

 

 

 

いや〜!ここまで一息ですよ!(大嘘)

でも、本当に舞台版で感じた変な緊張が無く、ありのままで受け止められた感じがしました。上でも言いましたけど、映像作品として作ったからこそ、美しさがより際立つものになっていたし、大胆さに隠れていた繊細さがより滲み出るものになっていたかなという印象です!

 

次は、個人個人にスポットを当てて話していきたいなと……。というか、Snow Man9人それぞれのここ!見て!ポイントを私なりに言っていこうと!ここまでで7000文字ですね!どこまで行くんでしょうね!笑

 

 

 

 

岩本照

これをいうのはどうかと思ったんですけど、これ自粛明け初仕事でしょ?他のメンバーとなんのズレもない!期間が短いって言ってしまえばそれまでかもしれないけど、本当になんのズレもありゃしないし、やっぱりこの人無しに滝沢歌舞伎ZERO語れなくなってんなって感じました。なんか憑き物が落ちたように見えると言いますか……。

なんと言っても五右衛門は痺れますね……。今回は舞台版のように大幅に体重増やして大きく見せて……って感じではないなかなと、他の映像を見て思いますが、それでも他の場面よりも大きな体に見えるのは迫力だよなぁと。彼の持つ気迫が伝わる場面でした。結局のところ照くんをリーダーとして皆が見るのはこの景色をより近くで見るからだろうな。

滝沢歌舞伎一座では新吉親分役でしたが、黒影組に追い詰められる新吉親分の美しいこと!美しいこと!笑 水も滴るいい男とは言いますけど、本当にいい男だった……。危機に見る鼠の姿を追う目が、何だか私の心の隅の隅にある母性本能をくすぐってきましたね笑

 

 

向井康二

舞台版の殺陣シーンには出てなかったけれど、今回は映画ということもあって九剣士にも参加していて、ここで気付かされた……。この人……普段おちゃらけてるのは仮の姿……みたいなもので、こうやって舞台に、板に立ってきた人だったってね。初めて出会った康二くんも舞台に立ってたんだぞ!忘れたのか!って言われた気がしました。これだから、離れられないのよ、この人は!

後、ビジュアルが限界突破してるんですよね!オープニングそれぞれの顔が映ってくとこ!なんですか!?あれ?あんな顔つき見たことないよ……真面目な顔させても出来る子なの!康二くんは!あとは、花鳥風月ね!踊る時ずっと口ずさんじゃってたのが、今度は歌いながら踊れるなんて……その無造作ヘアーで……ぐはぁっ……花鳥風月にお金払えると思います。康二担は。

官兵衛のお芝居だけれども、舞台版では笑う姿が印象的だった。声が届くように台詞を言わなければ舞台は成立しないので、何事も少し大きめになりますが、映像ではそんな必要なないので、官兵衛の本当は賢く江戸を手に入れたいが、その能は無い(勝手な解釈)が伝わったような気がします。後、「地獄を恐れるな」ってセリフが1番好きです。

 

 

ラウール

ラウールは楽曲部分が強いねぇ〜。Black Goldで中性的な美しさを見せたかと思えばMaybeでは力強さが見えたなぁ〜。Maybeなんて、舞台では真っ赤なスニーカーで踊っていたけれど、今回は靴で踊ってたから、些細な違いが彼が少しは大人になったことを示してたなぁ〜。いつか真っ赤なヒールとかで踊ってほしいですけどね!今回見て思ったよ……まだ成長途中で体が完璧に作り上がってない、この時期に!お願い!笑

体が出来上がりきってないなぁってのは組曲とか、そういう部分を見ると痛感するね。あれは体の軸というか芯がもうドシッとしてればしてるほど映える踊りだからなぁ。それが見られるようになるまで毎度成長を楽しみにできるよ……。

以蔵のセリフ運びも舞台よりも良くなってるなって感じたし、本当に少しずつ成長してるんだなぁ。Snow Manは本当に実力者が多いので伸び代を見る楽しみ。みたいなものが少ないイメージだけど、ラウールがそこを担ってるし、それが爆速で追い上げてるのもめちゃくちゃ楽しい!ラウールがいて、やっぱり楽しいよ!

 

 

阿部亮平

阿部担の1番好きなポイント当てましょうか?九剣士でしょ?九剣士の舌打ちでしょ?ねぇ?ねぇ?そうでしょ?(圧) あれって九剣士が始まる前、影山くんが語り出す部分。それを凝縮した描写だと思うんですよね。血を欲せば悪に涙なら善に。悪と戦ってる様に見える九剣士もはてさて、善と言えるのか……。それを表すワンシーン!普段の阿部ちゃんとは違う雰囲気を纏うからこそ、ギャップにやられちゃいますね。

私の中ではイメージ通りと言えばMaybeかなぁ〜あのにじみ出る不憫感というか。いつぞやのドル誌でも白百合を持つ阿部ちゃんに背徳感を感じる〜!みたいな表現ありましたけど、まさにそう。Maybeはあべふかありきですよね。

後はなんといっても遊女姿!いやぁ〜!あのREN MEGUROの初キスシーン(?)の相手は遊女の阿部ちゃんだとは!っかあ〜!ここでも阿部ちゃんの醸し出すなんか分からない背徳感や不憫感みたいなものが出てるのかなぁ〜!なんなんだろうな……いい子なんだけど〜って絶対に言われるやつなんだよな。いい子だからかなぁ〜笑

 

 

宮舘涼太

My Friendって、舘様の身体を存分に堪能できる演目だと思ってまして。今回も見まして?あの身体。上半身の厚みもさることながら下半身もまぁっ!笑 釘付け!笑 あの身体つきってジャニーズで簡単に見ることのできない体つきなんですよねぇ。いやぁペタペタ触りたい上半身にほんと……惚れ惚れします。今だけは変態になっとこっ!て思っちゃいますねあの時間は!だからゆり組のエモさとか何処へやらですよ!あの時の私はただの変態です!笑

舘様を好きって言ってるファンの人は普段からめちゃくちゃセンスある人なんだっていう偏見を持ってるんですけど、じっくり見定めて、舘様の素敵な部分を見極めてそれでハマってるわけで、だからこそ、徳俵の旦那を見て、なんだ〜三枚目の役ね〜とか調子に乗ってると、渓谷での黒影組との対峙で落差に殺られちゃうんですよ。あの髪の乱れはハプニングなのかなぁ……めちゃくちゃ素敵なんだよな。徳俵の旦那は鼠とトムとジェリー的な役割を担ってたからさ、伊達じゃないんだよね、カッコ良さが……″だて″だけにね……笑

 

 

深澤辰哉

滝沢歌舞伎の深澤辰哉を語るにはお丸さん無くしては語れないんだけど、それ話し出したら止まらないので、まずはお丸さんを通してじゃない深澤辰哉を。ふっかさんって佐久間くんみたいな、動き激しいな、ちらり、ぐはぁっ!っていう他担狩りじゃないし、阿部ちゃんみたいに、ここだ!ってポイントを外さずに絡めとる他担狩りでもないし、舘様のようにキャラで引き寄せて知らぬ間にズブズブ……って感じでもないんですよね。でもたまたま目が合って、じーっくりふっかさんを見てみると、あれ?これって……恋?ってなるくらいスマートに踊りやがるですよね笑 Maybeでの儚げさが似合うように、華奢な体のラインがあぁいう時に意図せずマッチしてしまうというか。私はあの演目ふっかさんのものだと思ってるし、舞台版DVDは踊りをメインにとってたけど、歌唱してる2人もたくさん映した監督!最高!

お丸さん

ちょっとわけてかないと、と思うくらい、この人あっての滝沢歌舞伎一座ですよね。お丸さんって江戸1番の美人って触れ込みなんですよね。そこにクスクスするファンの人もいるし、お丸さんはちょっとコメディータッチなことをするんですけど、お丸さんはやっぱりどこまでいっても江戸1番の美人なんですよね。今回、それが1番出ていたなと思うシーンが「私が男だったら、2代目になるのに……」って言葉。今なら男や女ってそんな、野暮なこと……ってなるかもしれないけれど設定はあくまで江戸なので。この台詞なんだと思っているけれども、ここにはお丸さんが本当に男なら、鼠の意志を継げるのになぁと思わせてくれる部分がここに来るまでたくさんあるってことなんですよね。なんだかんだで鼠に認められていた団子屋のお丸。だからこそ、できるのに、できない。これめちゃくちゃかっこいい女に映ったなぁ。私はお丸さんに恋した1人としてお丸さんのメアド手に入れるまで死ねません!笑

 

 

佐久間大介

南座に公演を見に行った昨年は本当に康二くん以外の人なんて見れなくて、ずーっと康二くんを双眼鏡で追っかけてたんですけど、その視野の隅に入ってきては私の目線を釘付けにした唯一の人が佐久間くんでした。素人目でもこの人のダンスって目を引くなぁと。今回の映画版でもThe他担狩り、これぞ他担狩りってシーンがいくつも見られます。初めっから佐久間くんを見てたら他担狩りもクソもないので、暫くは自担を眺めて、ふっと佐久間くん見てください。感情大爆発の舞が見られます。おすすめは花鳥風月です。踊りというか手足指への意識が半端ないなぁということもさることながら、表情の付け方が素晴らしいんですよね。表情の付け方褒めたくなるの、佐久間、ラウール、向井ですよね。この3人は表情にも注目ですね。はい。

佐久間くん金さん演じてるんですけど、このお丸さんとは別の滝沢歌舞伎一座での箸休め感。そして、欠かせないアクセント。町のメンバーとは交わることは無いのだけれど、間抜けなお金持ちっていう町の人間とは対比が生まれるようなこのキャラクターが必要なんですよね。今回はお部屋も登場して、おもちゃが散りばめられた金のお部屋すんごい素敵だった……こんな……豪華なセットを……って泣いちゃいそうでしたよ笑

 

 

渡辺翔

しょっぴーったら、My Friendでしょ?笑 翔太くんの歌声を生で聴いたのもMy Friendな私。当時は今までジャニーズでは聞いたことないなって感じる歌声で、多分……書き直してなかったら、南座感想ブログでもそんなこと書いてると思う!笑 そこから、もう翔太くんの歌声何度も聞いたし、生で歌うこともたくさん増えたと思うから、技術は少しずつ磨かれてると思う。これこそ臨場感のある生でこそ聞きたいものだった。だから、生で聴きたかったなぁ……って感情を一掃するラストシーンだった……。落ちていく舘様を見て悔しそうに目を瞑る演出。これはやりましたね監督!これゆり組を完全に意識したでしょ?こんな二次創作が書けそうなシーンありますか?ってツッコミながら見てましたよ笑

銀さんはwww銀さんはwww、笑ってましたよね?途中で?笑 私的にはあぁいったシーンは好物!ってなわけじゃあないんで、毎回なんでやねんってツッコミを入れることで消化してるんですけど、あの最後本当に笑っちゃう銀さんがいることで、これ面白いってやってるんだな、じゃあまぁいっかってなるんですよね笑 後、銀さんは金さんの自慢の賢い弟って設定だけど、私はどっちもスカポンタンだと思いますけどね。(イマドキの子ってスカポンタン分かるんかな……?不安なってきた……。)

 

 

目黒蓮

めめはずーっとセクシーでしたね笑 みんなが予告動画で見たウィンク、来るぞ……来るぞ……来るぞ……キター!って久しぶりにこんな分かりやすいリアクション取りましたよ笑 めめって顔と雰囲気で誤魔化してるけどもめちゃくちゃ華奢じゃないですか?腕とか脚とかどうしたん?ってくらいにほっそいし……。折れちゃいそ……って見てましたよ。腰振りとかさ……。でもなんてったって!キスシーン見ちゃったもんね!完全に見終わってから……あれ?あれ……めめのキスシーンやんな……阿部遊女と……えっ?あっ……ひゃあ〜!って。これ絶対に言ってやる……。一生言ってやるからな……今後めめがどんな人とキスシーンしても、これが1番目だって言ってやる……笑

黒影組のめめはこだわりに、こだわって作り上げたものだって伝わってるので全身で受け止めました。人を斬ることだけに執着してて、その相手は誰だって良くて。その結果が彼らの言うところの世直しになろうが、地獄になろうが別にどうだっていいんですよね。そして、ちゃんと強くて、やられっぱにはならないってとこも。漫画やアニメで描かれれば、意外にファン着いちゃうキャラクターだと思うんですよね笑 死は壮絶なものであればあるほどロスが多そう……話ズレたな笑 普段のめめとはかけ離れた役どころだからこそ、目黒担が新たな一面を見られる役どころかと。

 

 

 

 

 

 

 

 

わぁ〜い!駆け抜けたぞ!言い切った!言いたいこと全部言ったと思う!笑1万字くらい言ったんじゃないか?笑

 

1年前、Snow Manに初対面した滝沢歌舞伎ZEROは私の気持ちの整理が着いていないばっかりに100%楽しめなかったんですよね。怯えるように現場に行って康二くんのファンだって悟られないように行動して……。お昼食べたところで隣の人達が昔からのファンっぽくて……友達と楽しみだねって話すことさえできなくて縮こまって……。

でもそんな私が報われるような1年を過ごしてくれて、また滝沢歌舞伎に出会えてことを本当に嬉しく思う映画となりました。

 

次への布石がしっかりとされていて、私が見た桜の精は新たな姿に変わっていたけれど、変わりゆく滝沢歌舞伎を見ていきたいし、いつかこの舞台が後輩に受け継がれる瞬間も見ていたい。この受け継いでいかなければならないって意味もSnow Manが教えてくれたしね。

 

これからどこから合流するSnow Manファン皆さんは必ずどんな方法でもいいので滝沢歌舞伎を履修してほしいし、この人達の根幹はここだということを皆の共通認識にしたいですね。

 

 

最後に、またみんなで、必ず、笑顔で歌える日を。

 

 

 

 

 

 

 

 

〜完〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

向井康二10000字インタビューを受けて

 

私が向井康二の好きなところは?と聞かれたら迷わず「人を愛し、人に愛されるところ」と答える。今回の10000字インタビューはまさに、私が好きな彼が詰まった内容になっていたような気がする。

 

彼は、しばしば「初めはジャニーズに興味がなかった」「この仕事でとは思ってなかった」と口にする。本当にそうなんだろうなぁというのは、彼の入所当時の映像を見ればひしひしと伝わる。

お兄ちゃんに隠れて顔だけひょっこり出して、ごにょごにょと話す姿は、今では想像がつかない位で。そのお兄ちゃん達に隠れて、という姿は結構長い間見られると思う。それこそ、まいどジャーニーが始まる辺りまで。

 

まいどジャーニーの過去映像を見てると、MC台に立ちながらも、不安そうにする姿や、お兄ちゃんグループからのビデオメッセージで「康二も、もうお兄ちゃんなんやから、しっかりせな!」と言われて「はーい」と分かってるんだか、分かってないんだかの返事をする康二くんが見られる。それが多分高校生辺り。

 

そんなまいどジャーニーでも一気に雰囲気が変わるのは高校卒業した辺りから。周りのメンバーはまだ子供っぽさが残る中、ひと足早く大人びていく康二くんが凸凹な感じに見えるのもこの頃かなぁと、ここ数年で履修した私でも思うところ。

 

ここから、ジャニーズWESTがデビューして、次の代へと用意していたものも崩れて、お兄ちゃん達の後ろでごにょごにょしていた小さい頃の彼はいなくなった。

 

ここからは、私の推測だけれど、彼がデビューの夢を掴み取って思うことがある。関西で前に立ち続けることが以下に不安だっただろうかと。

前には途方もない、どうして超えればいいのかわからず、はたまた実際存在するのかどうかも分からないデビューという壁があって、その壁に共に挑む仲間も明確じゃない。後ろからはどんどん後輩たちが迫ってきて、それでも彼らの光であり続けなければならなくて、そのプレッシャーはいかなるものかと。

 

だからこそ、今回、関西ジャニーズJrへ向けての言葉として、その肩書きが外れた時、きっと寂しいと思うはず。と、言葉にした、それが胸に刺さった。重圧のようにのしかかる関西ジャニーズJrという言葉が、彼にとっては大切で、温かいものだと思えた未来が嬉しかった。

 

デビューするまでにたくさんの仲間と関わってきて、少し、ほんの少し時代や流れが違えばデビューしてたかもしれない、なんて思われる彼だけども。その中で出会ってきた人達を大切にする所が、私はやはり大好きだ。

 

10000字インタビューでは龍太くんについて明言していたけど、龍太くんに対しての彼の表現は本当に彼にしか出来ないなと思えるものだった。

デビューできなかったら、デビューできた人間より劣っていたのか、何か足りなかったのか、そう思えるような人じゃないことを、近くにいたからこそ、分かっているんだと思うし、それをしっかりと伝わる言葉で表現できる彼を尊敬する。

 

Snow Manに出会った時、このブログでも書いてるかもしれないけど、私はSnow Man加入が光だと思った。辞めてしまうのかもしれない、このままもう二度と会えなくなるのかもしれない。そう思うまでに儚かった彼の存在が、今後も明確なる。

絶対デビューまでたどり着いてやる!って気持ちも大声で言える!と。

 

横アリで8人と円になって楽しそうに横揺れする康二くんを見た時に、あぁこの人は仲間に出逢えたんだと思った。共に同じ夢を目指して、同じ目線で、同じように戦える仲間を手に入れられたんだって。

 

Snow Manの中で過ごす時間も、簡単なものではなかったけれど、康二担として変な自信めいたものがあった。この人は愛される天才だから、大丈夫。きっと上手くやれるって。

 

今、Snow Manとして、堂々たる姿を見せる康二くん。

器用そうに見えて、不器用で、不器用そうに見えて、器用なあなたが、多くの人に見つかる時がやっと来ました。

最高の仲間と、最高のファンとともに、もっともっと高みを目指しましょう。

 

 

何よりも、君が進んできた道のりの全てが、回り道したって、いいものになったね、と言ってあげられるような、そんな未来にしたのは紛れもなくあなたの努力です。

これからも人に愛されて、そして誰よりも人を愛する康二くんでいて欲しいなと思います。

 

素敵なJr人生のほんの一部だけど、見せてくれてありがとう。これから続く長いアイドル人生もできる限り一緒に歩んでいきたいなと思います。

 

 

君のアイドル人生のサポーターより。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~完~

Snow Manデビューコンを終えて伝えたいこと。

 

Snow Man

 

とても素晴らしいライブでした。直接デビューおめでとうという気持ちを歓声で伝えられなかったことは、本当に悔しいですが、皆が素直な気持ちで真っ直ぐ伝えてくれた「ありがとう」の言葉が、今までしてきた数々の悔しい思いを浄化してくれたような気がしました。

 

初めてSnow Manを生で見たのは滝沢歌舞伎ZEROでした。まだラウールくんのいない、南座公演。緊張で吐きそうになりながらも、受け止めきれない感情が幾つもありました。

 

横浜アリーナでのライブで、この9人が仲間になってひとつになって進んでいくんだと感じられ、デビューライブでやっとその「答え」が見えたような気がしました。

 

Snow ManがまだジャニーズJrとして活動していた頃、私はずっとデビューとJrの違いって何なんだろうって思ってました。当時、仕事内容はどんどんデビュー組に寄っていって、バラエティーに先輩抜きで出演したり、ドラマもやって、音楽番組でオリジナル曲を歌って。そんな中で出していないのはCDだけだと思っていました。

 

でも、今回のデビューライブを経て、デビューすることがいかに素晴らしく、尊いものであるか、そして何よりも私達ファンが望む以上に、それぞれが、その夢を叶えたくて、叶えたくて仕方なかったんだということを知ることができた。このきっかけはデビューなくしては知ることができないんだなと。

 

私は、最後の挨拶で涙したり、ドキュメントを重く創り上げるのはあんまり好きじゃない。けれど、唯一、彼らが弱みを見せて「実はね、あの時こう思ってたんだ」「あの時、諦めずにいてよかったな」「皆がいてくれたから、頑張れたよ」と言葉にする機会が、今だったんだなと。

 

それが「ありがとう」という言葉に全員が集約されていたように見えました。

 

目黒くんがオーラスの挨拶で言ってたけど長い間応援してくれていた人からは支えを、最近応援してくれた人からは力を貰った。その言葉はどんな立場のファンにも響いたんじゃないかなと思う。

 

それに、今回のライブはどこから応援していたか、なんて関係ないと思える曲の構成だったなと。全てオリジナル曲で構成されている上で、みんなどこかのタイミングで、またYouTubeで曲を知ることができる状況だからこそ、誰も置いていかないライブだったかなと。

 

今、Snow Manはファンの力と、彼ら自身の力で、急激に広まっていってると思う。ラウールが言った「みんなが大多数になるから」って言葉は、未だにファンを悩ませる「所詮ファンの頑張りでしょ」をいつか打ち消してみせるって意味だと思ってる。

 

自分が悔しいと思ってるということは、ファンも同じ気持ちだと、分かっている彼らだからこそ、彼らなら十分にやってくれると信じているからこそ、これからも着いていこうと思えるライブだった。

 

康二くんが見つけてくれてありがとうって言ったけれど、私たちが見つけられるように輝いてくれてありがとう。あの時、あの瞬間諦めないでいてくれてありがとう。たとえ遠回りしたって、どういう選択をしたって、みんなが選んだ一つ一つの選択が全部正しかったんだって、デビューでやっと証明できたね。それが何より嬉しいよ。

 

これから、同じ時代を少しでも長く生きて、味わいましょう。もっともっと誇れる人達になってほしい。ファンが持てる力は全て注ぎましょう。その力がSnow Manから来るものだってことは忘れないでいてほしい。

 

 

 

また、生きて会おう。そう思う、ライブでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

〜完〜

2020/10/23 夜公演のラウールくん、他Snow Manメンバーへ

 

夜公演の最後の演出が少し変わって挨拶が長くなり、朝焼けの花を歌わないままライブが終わった本公演。

この公演でのラウールくん最後の挨拶が波紋を呼んでいるとの事で私、ちゃんと書き残しておいた方がいいなと思ったので、はてなブログへとやって来ました。

 

 

彼の発言自体全てメモをとっていた訳ではないので、上手くまとめて、ニュアンスだと思ってください。

 

Snow Man、正直、歌やダンス、素人みたいなもんです。そんな僕達は皆さんの応援があるからこそ全力で頑張っている姿を届けられるんだと思います。

 

多くの人が「ん?」と感じたのは自分たちを「素人」だと表現したことにあるからだと思います。

 

私もその部分には納得いかないです。それは「自分のこと素人だと思ってるんだったらプロ意識が足りないんじゃないか」という意味で納得いかないのではなく「彼自身が自分たちのことを正当に評価できていないんじゃないか」ということに納得がいかないんです。

 

彼らのパフォーマンスがいかに優秀であったとしても「所詮アイドル」「所詮ジャニーズ」の目は消えません。デビューから1年も満たず、世間の人達からすれば急に出てきた9人組のジャニーズアイドルは正当に評価されるべき対象じゃなく、斜めに見る対象なのかもしれない。その好奇ともとれるような目に常に晒されているのかもしれない。

 

それでも、応援しているファンは、彼らが正当に評価されるべきことを願うし、何よりも自分が最も輝いていると思っている人に、自分たちはまだまだだと言う表現のひとつとして「素人」という言葉が使われるのはものすごく傷ついてしまう。

 

もちろん、アイドルとしてSnow Manがする仕事一つ一つに、それだけを極めてきたプロの人たちがいて、その人たちのクオリティーを見て、落胆することもあるだろうと思うし、自分たちはまだまだだ、劣っているな。と感じることもあると思う。

 

しかし、ラウールくん含め、メンバー全員に誇れる部分があって、だからこそ応援しているし、その自分がファンとして誇っている部分が世間の人達に認められればいいなと思いながら、応援している。

 

 

だからこそ、私はラウールくんがした発言に対して、全てを投げやりに考えたいと思わない。例えば「こんな発言するならこのグループから辞めるべき」とか「先輩を侮辱している」とか、なんの解決にもならない提案をするような、そんな発言はしたくないなと。

 

彼がこの表現はこんな風にファン心を傷つけたのかもしれないって思ってくれればいい。それを修正して、成長して、その過程を見れるのはファンだけだと思っているし、成長した彼を世間に対して如何に変わったのか、どのようなことに気をつけてるなと感じたか、一挙手一投足を細やかに見られるのも、説明できるのもファンだけだと。

 

それにもし、ラウールくんの言葉から私が感じ取ったプロはたくさんいてその中から見れば自分たちはまだまだだ。という意味ではなかったとするならば、伝え方を変えなきゃいけないとは思う。

 

今の時代は簡単に切り貼りして、自分の発言が文字だけになって世の中に出回る。そこには表情もついてなければ抑揚もない。そんな中でもしっかりと物事が伝えられる人じゃないと、これからはやっていけない……ってこんなしっちゃかめっちゃかなブログ書く人には言われたくないと思うけれど……。

 

とにかく、私が伝えたかったのは、今回の言葉に私は少なくともラウールくんが自分自身にもっと自信を持てるようになることを望む程傷つけられたような気がしたし、それに気がついてもっと成長するラウールくんがみたいなと思ってるってことです。

 

ファンとして、これはやだったなとか、やらない方がいいよって伝える時に、私は理由が言えなきゃダメだと思ってるので、頭ごなしに言うやつとは違ぇんだぞ!って見せつけたいがための……どうしようもないブログだけど、届けばいいなぁ。

 

 

 

 

あなたが、あなた達が、誇りと自信に満ちて仕事ができることを心から祈ってるし、その自信を作る理由になりたいなぁと願う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~完~

 

 

 

 

国民的アイドルグループに引っかかるオタク

 

最近こんなことばかり考えてしまうオタクです。自分が推しているグループが国民的アイドルグループです!とか紹介されると「ん?」と思ってしまうんですよね。そう言っていいのはSMAPさんと嵐さんだけだろ!ってなるんですよね。ここから、国民的アイドルグループってなんぞやって所から、今どき国民的アイドルグループってという感じのことを話そうかなと。

 

 

名前にあげた通り嵐はまさに国民的アイドルグループの名にふさわしいグループだと思います。嵐のことを大嫌いだと声高々に言う人はあまり見かけたことがありませんし、もしいたとして、好感を持っている人を納得させられるほどの材料はないように思います。特別好きだというわけじゃないけど嫌いじゃないって人がたくさんいるのも国民的が似合う理由の一つかなぁと。

 

老若男女あらゆる人が「知ってるだろう」と思われる嵐のようなグループがジャニーズ事務所から新たに発掘されるのか、彗星の如く現れるのか。ファンとしてどこか楽しみにしていながらも、現実はそれほど甘くはないなと思うのです。

 

嵐がここまで数多くの人達に知られる事になったのはテレビの力が大きいでしょう。私自身それを1番強く感じている世代でもあります。私が小学生の頃、嵐を一躍有名にした「花より男子」が放送されていました。

 

当時、小学生へのケータイの普及率はかなり低かったように思います。私自身ケータイを持ちたいという気持ちすら持っていなかったと思います。

 

そんな私たちが花より男子の話をするには直接会って顔を見合わせてしか方法がなかった。友達が2人以上あるドラマを見ていたら必然的に自分も見ることになる。翌日の話が盛り上がるからだった。もちろん、内容が面白くなければこの輪は広がらないけれど、ここが今と違う所だと思う。

 

今はリアルタイムで見なくてもあとから見る方法はごまんとあるし、リアルタイムで見ながら面白さを話す相手は何も学校や日々過ごす中でのコミュニティだけではなくて、同じ趣味を持った顔も本当の名前も知らない人と簡単に分かち合うことができる。この後者の輪の中で十分に面白さは共有出来るし増幅させることができる。

 

 

結果、それぞれのエンタメ、コンテンツが独立していってお互いを干渉させず小さなコミュニティーに収束していっているのではないかと思う。さらに言えば今、同じ様なエンタメを追いかけていても媒体は異なっていく。雑誌、テレビ、ラジオだったものは動画配信サイト、TwitterInstagramと場所も複雑化していっている。

 

この中で国民的つまり老若男女誰もが知るアイドルになるにはどの媒体でも有名になる他ない。嵐がそうなれたのはここまでメディアが複雑化する前であり、かつ複雑化した後も散り散りになったファンがそれぞれの媒体に住み着き、数々の種を蒔いて来たからだと考える。

 

今、複雑化したメディアは色んな意見はあれど同じ力の大きさとなり顧客の時間を奪い合っている。ベン図でいうとこんな感じ。

f:id:Koji_tomoni:20200810175957p:image

このAもBもCもDも全てを網羅するアイドルを初めから目指すには、こんなに小さな領域に引っかかる何かを見つけなければならず、難しいのは明らかです。だからこそ、このそれぞれの領域の1つが他の領域を覆い尽くすことを待つ以外にないのではないかと思ってしまいます。

それか、このそれぞれの媒体で注目を集める子を集めて1グループとするか……でもまぁそんなグループ方向性がきっとバラバラだろうし、そんなポテンシャルをもつ子をグループにする必然性が感じられないから難しい……。1グループの人数が多いと売り込み方と棲み分けがややこしい事になりそうだし……。

 

こうして杞憂しても、もしかすると現れちゃうのかもしれないし、何も現れなきゃいけないってわけでもないわけで。今、この座を狙うのはとんでもなく難しいことでただ今までと同じようなブランディングで同じような立ち位置で、同じような業態のままではあのベン図のど真ん中を狙うことは難しいってことです。

 

ジャニーズなんて……と今のうちから言われているわけだから「あれ?ジャニーズってこんなだったっけ?」「ジャニーズのこと見直したわ」って思わせるようなグループ作りをしていくか……なんですよね。

 

今は実力主義だし「こんな凄い人を誰よりも早く見つけた」がステータスなところがある。誰よりも早く見つけたって所はジャニーズJrって所で昔からやってるわけだから、後は「こんな凄い人」をどこまでレベルを引き上げるか。ジャニーズ基準?日本で戦えるレベル?世界?

 

ジャニオタは狭いコミュニティで楽しんでるんだってことを自覚して、変わっていくことを恐るけれどそれも受け入れていって「昔は良かった」じゃなくて「未来をどうするか」を考えることが大切なんじゃないかなぁと思う。

 

現状作り上げられて完成して、もう伸び率が見込めないなと思うグループなら別にそのままの今まで通りのブランディングでも当分テレビ業界は無くならないとは思うけれど、まだまだ若い子を推してるなら、これからもジャニーズ事務所にいるその子を推したいのなら、変わりゆく事務所を見つめ、変わらないで!と願うのではなく、上手く変わってけよ!と叫ぶ方がよっぽどいいと思う。

 

最後に。今からどこまで走るか、最短で最高地点に到達しなければならないSnow Man

 

私はSnow Manに短い間でたくさんの夢を託したつもりだから、それをこの事務所に絶対叶えてもらわなきゃいけないんですよ。

 

 

SNSに1枚写真をアップするだけで注目されるようなこんな時代に、自分で動画を上げれば画面を独占できるこんな時代に、テレビに出れるかどうか分からない、映るかどうか分からないけどジャニーズ事務所を選んでくれたタレントがいる以上、変わりながら守っていく義務が事務所にはあるんじゃないのか?

 

 

いや……そうしなきゃ、事務所は選んでもらえないんじゃないかな。

 

 

国民的アイドルグループを生み出す事務所として、私がおばあさんになっても生き残り続けると願って

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~完~

 

 

ジャニーズ事務所について考えてみた。

 

めちゃくそに重そうな題名で話が始まるんですけど、我が家でとんでもない議論になったのでちょっと考えをまとめていきたいかなと。

 

私はそろそろ人生の半分をジャニーズに費やそうというところです。そんな娘を内包する我が家ではジャニーズはすぐ側にあるエンタメコンテンツです。

 

私がジャニーズにおいては雑食であること、また我が家全体がテレビ好きということもあって、私含め母、弟がジャニーズグループに関してはそれなりの知識があるといった感じ。

 

そんな我が家での今回の議題がまさに今回のようなことでした。

 

私自身、推しグループでここ数年脱退を経験したり自粛を経験したり、活動休止を発表したりと、事務所内で起こりうる全てを経験したんじゃないかってくらいだったのですが、そこからの議論なのです。

 

 

私はもちろん我が家の中で1番ジャニーズ事務所よりの思想ですし、今がベストでなければならないという気負いでいるのですが、母はどちらかといえば前社長時のイメージが強いタイプですし、ジャニーズに拘っているわけではないのでジャニーズを辞めても扱いを変えることはないという思想。

弟は他のエンタメコンテンツも追いかけているということもあってそちら側の思想も盛り込んでの考え方

 

こんな3種3様の考え方で少し、今のジャニーズがはたして……という所を考えたいと思い至りました。

 

 

まず、今までのジャニーズは表に出るほどのスキャンダルを全て内側で抑えていたなという印象があります。(母はこのイメージが強く今の何でもかんでも外に出る状況は事務所自体の力が弱まったからだと思っています)

 

私自身、この方法は正しかったかどうかは判断がつき兼ねると思っています。まず、前体質では黒がグレーになることと白がグレーになることが同時にあったと考えています。

 

実際に事が起こっていたとしても、露呈せず画面を通して知られることは無い。同時に嘘であってもコメントはせず「何も言っていないのだから事実ではないのだろう」と思ってもらう。

 

結局は「これは嘘だ」と言うことも「これは真実です」ということも許されていなかったのだと思う。

 

これが圧力だと言うのならそうなのかもしれないが、これが前体質に置いての事務所内のタレントを守る術だったんだと思う。これは前社長が度々コメントしてはいるが「いい子じゃなかった子なんかいない」に繋がるもので、誰しも失敗はするし、調子に乗ることはあれどそれが、今のご時世の如く決して許されないというところまで来るものなのか?というそんな気持ちがあったのかもしれない。

 

でも、今の世の中それは、はたしてベストなのだろうかとも考えられる。

 

ほんの少し前まではテレビ業界、または雑誌を出版する出版社に圧力をかければ良かったのかもしれない。圧力でなくともテレビ業界、出版業界に貢献していれば失いたくないと思う向こう側が忖度してくれたのかもしれない。

 

比較的、週刊誌に載ってもテレビでは取り上げられないという形で済んでいたものも今はSNSというものがある以上一旦載せてしまったもの、載せられてしまったものは日本国中を駆け回るようになってしまったなと。

 

暴く側の人間がその辺、至る所にいる。またその人達は明確な謝罪やある程度の社会的制裁が果たされるまではそのままにしておいてはくれない。

 

この世の中で、前体質のままだとSNS上では新たに「結局は全ては圧力」と守るはずの術だったものが悪として取り扱われることになるのではないかと。

 

もちろん、あまたに芸能事務所は存在してはいるけれどこれだけ色んな事をやるタレントを抱えている事務所はそう多くないと思う。ただ俳優をしているだけなら、曲を売り出しているだけなら「自粛」などの言葉を使わずに、当分の活動を見送ればいいのかもしれないが、日頃から画面に出ている以上はそれは難しい。今は社会的制裁、体裁を考えて、形だけでもいいからその姿を示す以外にない。

 

 

でも、今のやり方もベストなのだろうかと思う。結局は前体質も今も、極端なやり方なのかなと。

 

今は謝罪する姿勢をみせる。という形だが、今度は黒は黒として謝罪し、グレーも黒にしてはいないかと、多少ある白の部分も有耶無耶にする事で事を収めようとしていないかと。

 

これがベストなのかどうかは常に考え続ければならないし、私も現時点で最良だとは思っていない。

 

謝ることは簡単だけれども、真実ではない部分はハッキリ言う、たとえそれに世間が真実だと思わず、意味がないとしても、謝る何かを認めるなら間違いを大きな声で言ってもいいのではないかとは感じる。

 

 

 

散々圧力と書いてきたので、辞めた人間がテレビに出られるかという所にも話が至ったのだけれど、そこにも3人で解釈の違いがあって……笑

 

圧力が存在し、それで出られないのはおかしいと思う母と、需要がないのかどうかという部分は判断できないのではないかという弟。私はもし圧力が存在していたとしても、今まではただそれで守られる存在だっただけであり、外に出れば例外なくかけられる側になるのは仕方のないことだと考えてます。

 

ここ最近「社長が変わり以前と変わった」と発言するファンは多いけれど、前体質と変わらない部分は外に対するアクションだと思う。

 

さっきも言った通り前体質では黒や白をグレーにする力があった。この力こそ外に出たことによってかけられる力なのではないかなと思う。

 

私はこの事務所内でそれなりの地位を築いた人間だからこそ、外に出たとしても何かしらの能力を持って活動することは出来ると思っているので、必ずしも需要が損なわれたとは思わない

 

けれど、もし扱う側が元の事務所のタレントと天秤にかけた時にそれをも上回る需要やパワーを生み出せるのかという所は考えると思うし、話してほしいのは下世話な事なのに、肩透かしを食らうくらいなら使う必要ないと考えているのかもしれない。

 

事務所にいるだけで平等に愛される理由の一つとして家族のような繋がりを感じる部分があるからだと思う。それはジャニーさんがいた頃もいなくなってからも変わらずにいてほしいと願うし、その為にはタレント全員が、普段の活動でのキャラクター性や活動に対する方向性が違えど、ジャニーズだからこそを胸に持ち続ける必要があると感じる。

 

変わったか変わっていないかでいえば変わっていっているのだと思う。それは今のご時世に順応するために、よりジャニーズを強固なものにする為になのかもしれないが、その変わりゆく体制を「変わってしまうのが嫌だから」ではなく「どう変わるのが正しいのか」という目線で見続けるのは大切。

 

変わらないことは歩みを止めることであり、それはただジャニーズが今よりもっと取り残されていくことに違いないと私自身は考える。

 

 

最後に、私はジャニーズというコンテンツに魅せられた1人である。デビューしているいないに関わらず、彼らにしかできないことは沢山あると思っているし、とんでもない成長曲線が見られるのもジャニーズならではだと思っている。これからも変わらぬステージを見たいと願うし、根底を変えず成長していくには彼らの思いとファンの目以外にないと考えている。

 

 

 

私の、完全とは言えないこのブログを読んで、皆さんはどう考えますか?変わっていくのをただ変わらないでと言うだけでいいですか?少し考えてみてそこは違うんじゃないかと声を上げますか?そこに感情的な気持ちはありませんか?これを機に離れてみることも考えてもいいのかもしれない。いちファンに過ぎないけれど、みんな願いは推しの笑顔を見続けたい。これじゃないのかなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

〜完〜